散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20140726最近読んだ本

2014年07月26日 09時26分12秒 | 読書
■「マスカレード・ホテル」東野圭吾
謎の連続殺人が3件発生。次の舞台が有名ホテルになるらしいという情報で、警察官がホテルマンに化けて潜入。事件の犯人のみならず、怪しい客が次々に訪れるのだが…。あまり深刻にならずに読める話。

■「松谷警部と三鷹の石」平石貴樹

■「横浜百年食堂」高井研一郎
家族経営で100年続く食堂を舞台にしたマンガ。登場する食べ物は、すき焼き定食、冷やし中華、ナポリタン、アジフライ、カツ丼…、ああ、たまらない。

■「四万十食堂」安倍夜郎、左古文男

■「食卓の情景」池波正太郎

■「バチ当たりの昼間酒」なぎら健壱、魚乃目三太
うらやましくもバカバカしい名作。

以下、図書館の2冊。
■「名のないシシャ」山田悠介

■「妖精鬼殺人事件」吉村達也

今週のぐったり

2014年07月25日 22時29分19秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
本日は白石の「A」ビール園で飲み会ということで、会社から外に出ると、何だか周辺が煙っている。早目の花火の予行演習かと思ったが、今調べてみると、ロシアの森林火災という話は本当なのか?

やや暑い中を地下鉄駅から10分ほど歩いて到着。本日はビール、ハーフ&ハーフ、赤ワインを飲んだ。食べるものは、私、初めてのバイキング形式で、肉と野菜を適当に持って来て焼いたのだが、やっぱりマトンが一番ビール園らしいなあと思ったりして。

本日は学生さんを交えての飲み会だったので、その食べっぷりに満足(いや、もっと食えよという話もある)。意外と約1名が昭和時代を含めたテレビゲームに詳しかったので、その辺の話題で盛り上がった。

今週4営業日中3回飲み会でぐったりしていたのだが、本日東京出張から戻って来た社長が一番元気だったのには負けた。ああ、人間のポテンシャルには随分差異があるのだね。

今週は激戦

2014年07月23日 22時27分27秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ゼロ次会ですすきののバー「C」へ。先があるので、ウイスキーソーダ、テキーラソーダ+ライムを2杯。

一次会は居酒屋「MM」へ。刺身、サラダ、サーモン串、石焼鶏、しらすピザ、軍艦巻き、デザート。今日のお気に入りはサーモン串としらすピザかな。

飲み物も出が円滑で、かなりいい飲み会だった。最初だけビールだったが、メニューの中に静岡割り(焼酎の緑茶割り)があるのを発見し、これに切り替える。その後、周りの人々もこれに乗っかり、一時的に静岡割りブームが巻き起こったのであった。

今週は4営業日で飲み会が3回と非常にキツイ。今日も何とか無事に早目の帰宅。


20140721最近読んだ本

2014年07月21日 21時35分16秒 | 読書
■「闇の喇叭」有栖川有栖
北海道が本州以南と分断された、別世界の日本。この世界では政治的・軍事的緊張感が高く、探偵という職業は良からぬ仕事として禁止されていた。そんな世界における、探偵物語の開幕である。

■「逃走」薬丸岳

■「ガニメデ支配」フィリップ・K・ディック、レイ・ネルスン

■「イスラム飲酒紀行」高野秀行、森清
アルコール禁止の国でも、必ずアルコールはある。しかし、手に入れるのは結構大変だ。

■「実験的経験」森博嗣

■「修羅の門 第弐門13」川原正敏
人間代表、飛田高明よ、ありがとう。しかし、飛田を熱狂的に応援していたのは、「最狂超(スーパー)プロレスファン列伝」を描いていた徳光氏か? マニアネタごっつあんです。

以下、図書館の2冊。
■「47都道府県の純喫茶」山之内遼
うーん、喫茶店を攻めるというのもありか? 札幌も食堂よりはクラシックな喫茶店の方が残っている印象あるしなあ。

■「どーしてこんなにうまいんだあ!」椎名誠

月曜祝日はどこの店が開いているのかよく分からない

2014年07月21日 12時08分58秒 | 食べ歩き
先日購入したスーツを取りに行くための外出。途中で昼飯を食べたいが、今日はどうしようか。飲食店は日曜休みという所も多いが、店によっては日曜営業月曜休みという場合も良くある。また、普通の月曜日にはやっていても、祝日は閉まっている場合もあるし、要するに良く分からないのである。

と思っていたが、ちょうど途中で昔ながらに気になっていた食堂に出くわす。それも幸いなことに営業しているようだ。ということで思い切って突入して見ることにした。

カウンター5席(くらい)とテーブル2つの小ぢんまりした店、しかしながらメニューはラーメン、そばうどん、定食、ライス系、丼系に、季節の冷やしラーメン豚汁定食まであるという、なかなか侮れない店だ。ゆっくりメニューを眺めていると、一番左下にオムライスの文字を発見。そう、これにしよう。



何とも家庭的にして、重量感のあるオムライスが到着。予想通りに、ケチャップライスのしっかりした味。付け合わせが嬉しく、蕗と揚げの味噌汁に、「季節だからね」と言われたキュウリ漬けがついてきた。当然、お母さんの手作りに違いない。

これらの何ともホッとする、自分の祖母の家で食べるような昼食に満足。日曜日にやっていないのが残念だが、またいつか来る機会があるだろうか。年配のご夫婦で営業しているので、お元気で続けてほしい店だ。

 

ところで夜は飲めるみたいなんだけど、そんなに営業していて大丈夫なのだろうか?

スーツを取りに行って、他の課題店も今日は営業しているのを発見。なるほど祝日は結構いろんな店が開いているのねと思いつつ、図書館に立ち寄ってからの帰宅。

小樽と苫小牧の彫刻

2014年07月21日 10時02分50秒 | ART
小樽美術館・文学館前に設置された、鈴木吾郎「少女十六歳」。裏に平成二十五年十月一日とあるが、前回来た時には見た記憶が無い。



苫小牧にて。藤沢レオ「郷土愛・博愛・奉仕・真実」。映画「のぼうの城」ロケーション記念で設置されたものらしい。



青木三四郎「わらべ」。



松田光司「陽だまり」。



田村史郎「大きいズボン」。誰かが巻いたマフラーが汚れてしまっているのがどうかなあ。



西山昇「リスと少女」。



黒川晃彦「花の調べ」。両サイドから撮影。

 

笹戸千津子「少女座像」。



岡田新一、宇佐美卓雄「留独楽舞」。


本日の夕食

2014年07月20日 18時30分45秒 | 食べ歩き
本日は夕食も外食となってしまった。西11丁目の「Y」へ。牛丼の並、サラダ、味噌汁のセット。メニューを見てあれこれ考えるのだが、結局のところ、一番スタンダードな感じになってしまう。



まあ、味は常に変わらない。

そろそろ日も暮れかかって来たところで、帰ることにしよう。

 

夏のバーはいいものだ

2014年07月20日 17時38分24秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目はすすきののバー「n」。夏のまだ明るい時間にバーに行くのは良いものである。

まずは今年の夏のカクテルとして積極的に飲んでいるミントジュレップ。この店のはミントたっぷり、炭酸を少々入れて、ロングカクテルスタイルである。



青臭い風味がこれでもかと立ち上ってくる。2杯目は本日のフルーツから杏を選び、ラム+杏+クランベリーのカクテル。良い感じに杏の風味が立ちあがってくる。



3杯目は甘くて苦いカクテルということで、ジン+ビターズ2種(オレンジ、チョコレート)+KAMOKのカクテル。コーヒー風味もしっかりするが、意外にチョコレートビターズの主張が強い。



いや、これは酔ってくるよ。ということで、定量の3杯にしておこう。



まだ日が高いので、ブラブラと南1条通りを散歩。

「パトラッシュ、僕はなんだか疲れちゃったよ。すごく眠いんだ」と口走ってしまったり、そのタイミングでテーマ曲がかかってしまい、つい号泣してしまうレストランを発見。


日曜日の昼酒

2014年07月20日 16時45分47秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
本日は3連休の中日とあって、どこかで一杯やっていこう。日曜日に早い時間から開いている店となると、選択はおのずと限られ、狸小路の西の果て、居酒屋「K」に到着。16時少し前だったが、営業を開始しているようである。

早速入店し、今日はやむを得ずビールからだ。かなりのどが渇いていたので、冷たいビールが美味い。つまみは日曜日ということで、お任せの日曜プレート。まずはカスベの煮物(冷製、にこごり付き)となめこと青菜和え。これや夏にピッタリだ。



次にイカマリネと漬物盛り合わせ。そろそろ酒を注文しようかな。



なかなか魅力ある酒の品ぞろえから、北海道の二世古彗星純米吟醸を注文。

 

ちょうど飲みやすい感じだ。昔の二世古は良く言えば重厚、悪く言えば鈍重というかもっさりした普通酒を出しており、地元でも困ったものだという感じだったが、蔵元の息子が酒造りに参加するようになってから良くなったらしい(ママ談)。

続いてのつまみはホッケフライ(熱々、美味い)とカスベ空揚げだ。カスベは発注を間違えたのか2日連続で入荷してしまい、取扱いに困っているらしい。私も「揚げてから、甘辛あんをかけては」とか「カレーあんというのはどうでしょう」と、メニューのアイディア出しをしてみた。

 

他の客がやって来始めたところで、冷や酒が少々回って来て、まずはこれくらいにしておこうかな。



狸小路に出て、向かいにある店の「お知らせ」を見る。今回の3連休の話かと思いきや、早くもお盆休みの話が書いてあった。ちょっと早すぎるのでは…。


20140720ギャラリー巡り

2014年07月20日 16時15分03秒 | ART
本日は茶廊法邑→品品法邑→大丸→道庁赤れんが→大同→チカホ→大通→富士フイルム→500m美術館→三越→スカイホール→さいとう→ivoryの13か所。札幌国際芸術祭関連は別項へ。

■茶廊法邑「川上りえ古典 蜃気楼MIRAGE」。
針金で室内に檻のような形を作っているが、全体に対して針金の線が非常に細い。そのため檻というよりは、空気の細胞というか、ふと目にとまった光の錯覚のような感じのする作品だ。

■品品法邑「第1回品品法邑国際立体展」。本当にこういう企画はありがたい。海外の版画を見ると、その気配の違いに感ずるところが多いのだが、立体はそれほどお国柄というか特殊性を感じなかった。目が慣れていないのか、どうなのか。

札幌国際芸術祭関連は別項へ。

札幌国際芸術祭(3) 500m美術館

2014年07月20日 15時22分17秒 | ART
上遠野敏「20世紀の肖像(炭鉱の記憶)」。右側は歌志内付近の鳥瞰図。これはいいね。

 

土田俊介「考えてもできないんだけど、考えてないと出会えないモノ。」。良くわからない。



今村育子「向こうの光」。展示ケースを黒く覆い、内側から通路の光を見る作品。



坂東史樹「(無題?)」。



武田浩志「Utopia TaRa-TaRa 01」。



谷口顕一郎「「札幌市中央区北12条西20丁目(中央卸売市場 青果棟前歩道)」のための凹みスタディ#6(2倍スケール)」。これは都市の記憶というにふさわしいかも。



伊藤隆介「Moon Maker」。新月から満月までを繰り返し、時に雲に隠れる月。もう一作、大作があるので会場へぜひ。

 

宮永亮「WAVY」。



山田良「横たわる樹木/光競争の跡」。光を求める植物の戦い。



藤木正則「RED TAPE 1992 -500m美術館バージョン-」。

 

神谷泰史「Layered time-motion」。これは物凄くわかりにくいけど(気がつかずに通り過ぎる人も多いのでは?)、気がついたら見入ってしまうこと請け合い。



鈴木悠哉「”映画について”」。



楢原武正「大地/開墾2014-7」。



500m美術館の展示作品は少々分かりにくいものが多いかも。ボランティアの人が所々にいるのだが、あまり効果的に機能しているとも思えない。まあ、その点を指摘するのもどうだろうという意見もあるだろう。もう少し時間がたつにつれてこなれてくれば良いと思う。

札幌国際芸術祭(2) 地下歩行空間

2014年07月20日 14時54分30秒 | ART
地下歩行空間へと降りる。一番、さっぽろ駅よりの所が「インフォメーションエリア」になっている模様。



坂本龍一+真鍋大度「センシング・ストリームズ-不可視、不可聴」。見えないし、聴こえないというタイトルも凄いね。



エキソニモ「DesktopBAM」はパソコンに取り込んだ単音の音源、ピアノ演奏、音声読み上げソフトを使った演奏。テクノポップのごく初期からを知る者にとっては、懐かしくも楽しい作品である。実はこれが思ったより良かったので、札幌国際芸術祭について真面目に紹介していこうと思ったのである。



北3条東エリアに移動し、「チ・カ・ホ学生展」に出品されている、ヨコヤマ・ヨシムラ・ワカヤマ「家族」。

 

この奇怪な奴を軽くたたくと、音がする。結構通りがかりの人が試しているので、双方向性の作品はやっぱり大事だなというきがする。次は進藤冬華「島めぐり-サハリン」。



鏡台の前に字が書いてある紙が置いてあるのだが、下のグリーンのカーペットを踏んで良いのかどうか悩む。結局踏まなかったのだが、踏まないと字は読めない。どうしたらいいのか、案内書きを望む。

北三条交差点広場では、毛利悠子「サーカスの地中」が展示されている。

 

円形テーブルの上を回転する棒には磁石? が乗っており、それによって方位磁針に揺れが発生する。その電気信号をピックアップして、床にある毛ばたきが動くようなのだ。面白いとも、分かりにくいとも言うね。

中央西エリアの「ブラインド・ブック・マーケット」。本にカバーをかけてラップでくるんだものに、読んだ人のコメントだけが付けられており、中身が分からないままに物々交換(本々交換)をするという仕組み。写真のエリアには本が無いが、既に数百冊の本があったように思う。



北2条エリアの露口啓二「Map of Water SAPPORO/FUKUSHIMA」。映像を見る限り、タイトルから感じさせる雰囲気はなく、素直に見て美しい感じ。



チカホの所々にキーワードが掲示されている。スマホか何かで何かするらしいが…(←全然分かってない)。



北1条エリアに到着し、ちょっと目を引いていたのが菅野創/yang02「セミセンスレス・ドローイング・モジュールズ(SDM)」。壁に貼ってある紙に、ワイヤーなどで動く自動ペンがひたすらに線を引いている。果たして会期の中で、何かの姿が浮かび上がってくるのだろうか。



チカホ会場はそこそこ親しみやすい感じの展示が多かった。まずは札幌国際芸術祭に手軽に触れるなら、ここからではあるまいか。

札幌国際芸術祭(1) 道庁赤れんが

2014年07月20日 12時30分14秒 | ART
これまで札幌国際芸術祭の準備の悪さを皮肉って来た私だが、始まった以上、アートファンとして紹介するのが筋であろう。できるだけ情報発信していきたい(できれば応援したいが、内容がダメな場合は応援できないと思う)。

■北海道庁赤れんが庁舎「伊福部昭・掛川源一郎」展。文学展示も辛いが、音楽展示も辛い。
伊福部昭「映画『ゴジラ』ポスター」:何と原作が香山滋だったのだ。出演陣に菅井きんの名前を発見。
伊福部昭「≪ピアノと管弦楽のための「リトミカ・オスティナータ」ピアノリダクション≫」:残念ながら楽譜を見てもどんな音楽か全く想像がつかない人にとっては、どうにも困った展示である。しかし、楽譜の美しさには、相当なものがある。

掛川源一郎「実弟との個人交信誌」:昔は書くものがあふれていた人は、みんな手書きでノートにぶちまけていたんだよな。

掛川源一郎の写真作品には、北海道、とりわけアイヌ民族に関するものが結構あるのだが、千歳市に住んでいた私(アイヌ民族は胆振日高地方に住んでいる人が多く、千歳市は胆振に隣接している)にとっても、あまり身近なことという実感が湧かない。そもそも、この再認識が必要なのではないかと思う。

赤れんが庁舎を出て、目の前の北3条広場(正式名称)へ。ちなみにこの広場にも愛称が付けられており「アカプラ」というのだそうだ。えー、100%定着しないと予言しておこうかなあ…。

ここは札幌舗装道路発祥の地なのだそうだ。



島袋道浩「一石を投じる」。あまりに巨大な一石である。

 

本日はこの広場でハイボールガーデンが開催されており、結構賑わっている。美術ファンはすぐそばにある、豊嶋敦史「Torch」も忘れずに。

 

知らない街で昼飯を食べてみたい(9)

2014年07月20日 12時07分07秒 | 食べ歩き
本日は環状通東で降りて、昼食の場所を探す。普段この駅からは、真っ直ぐ茶廊法邑に行くくらいで、あまりそれ以外の所を歩いたことが無い。とはいえ、昔、飲食店が3軒並んだ建物があったよなと思い、北方面へ。記憶通りにその建物は見つかったものの、2軒は休み、1軒はすでに閉店してしまっているようだ。

これは困ったともう少し北に歩いたところ、簡易な作りの入口を発見。蕎麦屋さんということなので、ここに入って見ることにした。



入口はプレハブっぽいのだが、中は結構落ち着いた感じ。カウンターに座り、まあここは一番オーソドックスな奴だなということで、せいろ(田舎蕎麦)を注文。田舎蕎麦は確か週3日、10食限りの提供で、100円増しになっていたようだった。

ほどなく蕎麦が到着。メニュー名はせいろでも、皿盛りである。田舎蕎麦ではあるが、麺はなめらかな感じ。蕎麦ツユはそれほど濃い感じはしないので、ある程度ひたして、がっちりした蕎麦をモクモクと噛んで食べる。



ふむ、これはこれで蕎麦らしい味わいではなかろうか。洋風の変わり蕎麦もあり、ランチのセットメニューもお得な感じがした。環状通東駅にこれからも来ることがあるのは間違いない。そのタイミングが昼食時であれば、選択肢の一つになるお店だろう。

※そうそう、蕎麦湯が濃厚なめらかで美味しかったことを特筆しておきたい。