テングヨウジは細い口をしているため普通の配合飼料を食べることは殆んどありません。そのため飼育が難しい魚といわれています。しかし、この魚の飼育を容易にする餌があります。それが、冷凍プランクトンです。
ちょっといい写真が撮れなかったので紹介は略しますが、大きな観賞魚店ではたいてい取り扱っている餌です。保存は冷凍で行い、使うときにブロックをそのまま水槽に入れます。
するとテングヨウジは餌に興味を示して近寄ってきます。
底のサンゴ砂の隙間に落ちてしまった餌はご自慢の長い管のような口で吸い込んでしまいます。この水槽にはミミズハゼというハゼもいて、この口で吸い込めなかった餌は彼らが処理します。
テングヨウジは全長25cmに達するので現在の30cm水槽での終生飼育はできません。早く60cm水槽にアップグレードしたいところです。