魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

イトマキヒトデ

2024年11月04日 16時41分26秒 | 棘皮動物

今の仕事、片道1時間30分くらいかかるんですが、これが3連続です。しかも短時間で終わればいいが12時間もかかりへとへと。せめて2連勤にと会社にもお願いしているのですが人手不足を理由に3連勤を半ば強制的に。うーむ。

人手不足なついでにヒトデの写真を。イトマキヒトデは日本の磯ではもっとも普通に見られるヒトデの一種で、九州以北ならほぼどこでも見ることができるのではなかろうか。灰色の体に橙色の斑点が散らばるこのヒトデ、本州の磯採集愛好家ならば一度はこのヒトデを見たことがあるのではなかろうか。そのくらいの普通種である。この個体は千葉県の磯で遭遇したもの。写真を撮ってリリース。

イトマキヒトデをひっくり返すとオレンジ色がまぶしい。この毒々しい模様、ヒトデはたいていの種で毒を有しており、その警告ともなっているようである。実際に飼育していると、イトマキヒトデが弱るとほかの魚を巻き添えにして死んでしまうことがある。同じ棘皮動物であるナマコ類も同様で、ナマコも傷つけられるとサポニンと呼ばれる、魚にとって致命的な毒を放出してしまう。それ故なのか、従来はベルリンシステムでサンゴを飼育する上で必須とされたナマコの類は近年あまり入れられなくなった。

さて、いまから仕事に行って来なくては。疲れたよ、もう。

コメント
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