前回の記事で紹介したイレズミハゼPriolepis semidoliata (Valenciennes)の卵、結局孵化したのですが、仔魚期の水質悪化が原因か、残念ながら全滅してしまいました。
また雌のおなかが大きくなってきていますので次こそ大きくしたいと思います。
今回は、これまででわかったことをまとめます。
卵は夕方から夜間に産みつけられる
おおよそ7日間で孵化する
孵化した稚魚には大きなヨークサックが見られない
しかし、口は開いておらず、餌を口にできない
といった点が特徴でした。別の書籍ではハゼの仲間では孵化後数日で口が開く、とした文献がありました。このハゼも同じように口が開くまである程度の期間が必要なのでしょうか。
今回の全滅は「餌を多くやりすぎた」のが原因かもしれません。口の開いていない魚に餌を与えても食うはずがありませんので・・・