大敷網で漁獲された魚です。
アカエイ科のイズヒメエイDasyatis izuensis Nishida and Nakayaです。
イズヒメエイは伊豆半島で見つかったのでこの名がつきましたがのちに高知県以布利でも発見されました。この個体も以布利産です。
アカエイとは尾の裏側にある、皮しゅうと呼ばれる部分の色が異なります。また体盤腹面の縁辺部の色もアカエイとは違う感じがします。
尾にはもちろん大きな毒棘があります。この個体には2本ついていました。これに刺されると、痛い目を見るのは確実でしょう。