意外なことにいままでシマイサキ科の魚をこのブログで紹介してきませんでした。コトヒキやシマイサキなど、釣り人や採集家にはお馴染みの種類もいるのですが・・・
記念すべき最初のシマイサキ科魚類は、ヨスジシマイサキPelates quadrilineatus (Bloch)です。
ヨスジシマイサキの特徴は尾鰭に明瞭な帯がないこと、肩や背鰭棘に黒色斑がでる(ない個体もいる)ことなどがあげられます。この個体でも、薄いですが現れていますね。
本種はコトヒキ属と近縁とされていますが、一応別属となっています。本種の分布域は南日本、インド・西太平洋となっていますが、書籍でもインターネットでも日本産の個体があまりヒットしません。日本では珍しい種類になるのでしょうか。私もコトヒキ属の2種や、シマイサキなどを四国で採集していますが、もちろん本種は見ていません。
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