あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年の干支は「タツ」。「タツノオトシゴ」は定番ですので、ほかの魚をいろいろ紹介しましょう。写真がないのは、後程追加するかもしれません。
1.シードラゴン
シードラゴンと呼ばれる魚は2種―3種ほどがいますが、みなオーストラリア近海に生息するトゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科の大型種です。体には大きな皮弁があり、その独特の姿はテレビや書籍なども多くあまりにも有名です。現地では保護されているようですが、養殖の個体が観賞魚として出回るようです。
2.ベニテグリ
鮮やかな赤い色が美しいネズッポ科の魚です。ネズッポ科の魚は英語でDragonet(竜の子、小さい竜)などという名前がついています。ベニテグリは鮮やかな赤い色がきれいで、年賀状に華を添えてくれるでしょう。底曳網によってやや深海から漁獲され、食用(から揚げ、フライ、干物など)になるほか、観賞魚としても扱われています。
3.ミツマタヤリウオ
有名な深海魚で、仔魚は眼がえらいことになってるのが特徴ですね。成魚は真っ黒の体に発光器が並び、英名は「ブラックドラゴン」。北部太平洋に分布し、日本では北海道以南の太平洋側の外洋の中層から深層に生息しています。
4.バイオレットゴビー
眼が退化し、細長い体のハゼです。ゴビオイデス属の魚は中米に生息するハゼ科の魚で、ワラスボ亜科のハゼに似ていますがマハゼやウキゴリ、チチブ、ヨシノボリの仲間と同じゴビオネルス亜科のものとされています。収斂でしょうか。最大で50cmにもなり、同地のハゼ科魚類としては最長のものです。汽水域に生息するとされ、日本の観賞魚店にも輸入されたまに見かけます。
ほかにもまだまだあります。探してみてはいかがでしょう。
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