魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ホンニベ

2010年01月08日 21時17分45秒 | 魚紹介

ホンニベMiichthys miiuy   (Basilewsky)です。

「本・・・」といいますとたくさんいるように思われますが、本種は日本では少ないです。東シナ海に種産するもので、以西・以東底曳網で漁獲されるのですが、このころめっきりと減っているようです。

最初は南日本ではポピュラーな「オオニベ」と思われましたが、オオニベよりも細長いし、尾鰭の形状も異なっていました。最終的な同定の決め手は、長い尾鰭、背鰭被鱗域が高いことでした。

口腔内はクログチとは異なり、白っぽいです。

60年代は多々とれていましたが、近年は珍しく、数kgしか漁獲されていないようです。本種は大型で、70cmにも達するため成長のスピードが遅いのかも知れません。

利用法は他のニベ科魚類と同じく、塩焼きや唐揚げなどにも向くようです、また高級な練製品の原料ともなっているようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年早々クロサバフグ

2010年01月07日 20時05分52秒 | 魚紹介

新年最初の魚写真です。山口の方からこんな素晴らしい魚をいただきました。
立派なクロサバフグLagocephalus gloveri   Abe and Tabetaです。1.3kgあったと思います。


最初は「カナフグ」と思ったのですが、よく見るとカナフグにはない小棘がありました。これがさらに後ろにあるとドクサバフグになります。ドクサバフグは背鰭付近にまで小棘があるらしい・・・。

ドクサバフグは学名Lagocephalus lunaris   (Bloch and Schneider)といい、その名が示すように三日月のような尾鰭をもつのも特徴のようです。しかし本種では二重湾入の尾鰭をもちます。これらのフグはかなり遊泳力が強く、外洋で獲れることもあるとか。

次の箱を開けるのが楽しみです♪

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅くなりましたが

2010年01月04日 21時47分58秒 | 未分類

遅くなりましたが、皆様あけまして、おめでとうございます。

本年もよろしく願います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする