いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

東アジア太子党の時代

2014年12月17日 19時27分03秒 | 日本事情

 

知らなかった。加藤紘一の娘が当選していたのだ。しかも、加藤娘は安倍晋三を忌避していないのだ。

加藤紘一と言えば、われらがネトウヨの不倶戴天の敵である。なぜなら、加藤紘一と言えば、対中売国のシンボルだからだ。

wiki[加藤紘一]より;

2014年5月18日付の日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」日曜版に元自民党幹事長ながら寄稿。安倍政権の集団的自衛権の行使容認の方針について「徴兵制まで行き着きかねない」と反対を訴えた。また、慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話の見直しを進めようとしていた安倍首相を批判した。

宮澤内閣で内閣官房長官在任中の1992年10月、初めて天皇の中国訪問が行われる。当時、天安門事件を理由として欧米主要国が中国に対する経済制裁を実施する中、中国側の要望に応じる形での天皇訪中は、国際的な経済制裁解除に大きく資するものであった。なお、当時の中国外交部長・銭其琛はのちに、この訪中が西側同盟のもっとも弱い環である日本を利用した結果であることを回想録の中で認めている。ただしこの天皇訪中は「天皇の政治利用」であり、ひいては国益を損なうものとして平沼赳夫や中川昭一、党友組織・自由国民会議初代代表の黛敏郎ら保守派からは否定的な評価がなされている。

そんな加藤紘一の娘に、われらがネトウヨが期待を熱くするアベちゃんが、応援!

世の中、どうなっているんだ!!??

と、実は、あんまり、思わない。 理由は数点ある;

1) 加藤紘一はリベラル派と思われているが、根は"極悪反動封建主義者"である;

でもおいらは加藤紘一がリベラルだなんて全く思ったことがない。典型的権威主義者であり、官僚主義者で、ホントは民をバカにしてるのだ。

ネトウヨとかは、うっかり者だから、加藤紘一をバカサヨよばわりするけど、やってることは最悪の意味での「保守」的なものなのです、加藤紘一は。

 戦争中中国でアヘン製造・販売していたらしい大平正芳が日中友好かよ! 八紘一宇の加藤紘一さんがデモクラッツかい?(これは蛇足だ。

加藤紘一 はハト派か?

東京時代の参勤交代

2) 安倍晋三さんはリアリスト=身過ぎ世過ぎ主義者として、バカウヨ=次世代の党系の人たちと決別したい。

3) 安倍晋三さんはイデオロギーよりも「氏、育ち」が重要だなぁとここ数年の実生活で悟った。 ぬっぽん太子党設立への意志!

そして、東アジア太子党の時代へ。

4) 安倍晋三さんはリアリスト=身過ぎ世過ぎ主義者として、本気で、日中関係を再構築したい。

この線で安倍晋三さんは加藤紘一から中国人脈パイプを譲りうけたのではないか?というのがおいらの邪推だ。

加藤娘の自民党公認問題と引き換えに。


東アジア太子党・党首


12/26 マオさんのミイラを参拝した日没する処の太子、
魂のみの靖国神社を参拝した日出ずる処の太子

■ さて、安倍晋三さんが酒田にかとう鮎子さんを応援しに行ったとき、加藤紘一はどのように振る舞ったのだろうか? 素朴な疑問だ。

おいらは、ふたり仲良くやっていたと思う。

5) 蛇足理由: ぬっぽん太子党=芸者置屋は、対米売国、対中売国など旧"戦勝国"とのお座敷にでる要員の確保が必要なのだ。


愚記事より ;なおこの記事ではぬっぽん太子党の一派閥での芸者さんの専門だ。
ぬっぽん太子党太子党全体ではたくさんの芸者さんがいるのだ。

■ 置屋の子弟たちは皆、八方美人。進化・深化する「岸信介ごっこ」;

田中 良紹なる人の「岸信介と安倍晋三はこれほど違う」というネット記事;

その後東条内閣の商工大臣となるが、岸は東条首相とは意見が合わずむしろ戦後社会党の中心となった三宅正一や川俣清音らと共に反東条の政治団体を作る。戦 後A級戦犯として巣鴨プリズンに収容されるが、釈放されると社会党から国会議員に立候補しようとした。結局、弟の佐藤栄作がいた自由党に入るが、彼は「両 岸」と言われ、どちら側にも通ずる幅広い人脈を持っていた。

政治を右とか左とかで考える単純な人間にはそう見えるのかもしれないが、私には「岸信介」と「安倍晋三」はまるで異なる次元の政治家に見える。と言うか、「岸信介」は政治家だが「安倍晋三」は政治家ごっこをしているだけに見える。

ふっふっ、われらが安倍ちゃんは、リアリズム=身過ぎ世過ぎ主義者=両岸主義者へと、『美しい国』から、進化・深化しているんだよ。

もっとも、退化して、対米売国+対中売国=サンフランシスコ・北京体制=マッカーサー憲法護持=改正できない、という事態になる可能性が/も、大。