https://twitter.com/tonton1965/status/912599552699490304
わけがわからない、博士問題。 意味わからない、「博士学生」。
なぜ、いまだに?
おいらは、大学院重点化&ポスドク1万人計画に巻き込まれ、人生を棒に振った敗残者であるが、
この2017年に至って、意味がわからない。
西暦2000年の少し前の頃、物理学学会誌の投稿欄に「ポスドク2000年問題」という投稿があった。
あの芥川賞作家の円上塔さんがエッセイ「ポスドクからポストポスドクへ」を2008年に掲載する遥か以前である。
「ポスドク2000年問題」は、今となっては当たり前のことで、大学院重点化で博士を量産しても、アカデミック・ポジションなんてないではないか! 早晩、2000年には、問題となるであろうという、物理学以前に、算数的問題の確認に過ぎない。
ここで、今の若い人にはわからないかもしれないので説明すると、「ポスドク2000年問題」の本歌は、西暦2000年であることをコンピュータが正常に認識できなくなるという問題[wiki]のことである。
当時、コンピュター2000年問題では、核ミサイルが誤発射されるだの、原発が暴走するのだの、無責任のカタストロフ(破局)が語られた。
現実には、静謐に2000年は迎えることができた。9・11より昔の話だ。
さて、現実に、カタストロフを迎えたのがぬっぽんの博士取得者・ポスドクであった。
http://www.asahi.com/articles/ASK9H46Y8K9HUCFI00G.html
それにしても、カタストロフは2005年あたりであからさまになり、まともな学生はドクター・博士課程には進学しなくなった。
それがどうだ、今更、2017に至って、いまだにやっている。
それにしても不思議なのが、小谷野敦博士である。
小谷野敦博士は、大学院重点化以前の博士さまであり、
指導教官に旧帝大の職(九大らしい)を紹介され、先輩(ヨコタ)の引きで旧帝大(阪大)の職を得た。(そして、辞めた。)
なので、現行の博士問題とは違う次元の世界の出身なのだ。
すなわち、現状の量産型博士問題には無縁なはずだ。
ただ、キ○ガイのおいらには、次のような妄想が湧く。 特攻隊。
つまりは、小谷野敦博士は「海軍兵学校」出の問題であり、
現行の博士問題(大学院重点化時代の量産型ポスドク)は、特攻隊要員を量産した「予科練」的問題ある。
何云ってんのかわからないよ!
つまり;
のちに続くのが、予科練(「海軍飛行予科練習生」)で量産した特攻隊員である。
そもそも「博士学生」ってなんだよ!!!???
博士にて学生かとおもって、変だなと思った。
今、分かった。博士課程に在学する学生って意味か。
それなら、 doctoral candidateの邦訳をちゃんと決めなきゃだめだな。
■ まとめ
この2017年に至って、いまだ無用な博士課程大学院があるなんぞは、昭和35年に特攻隊要員養成の海軍予科練が存続しているようなものだ。
信じられない! ただただ、驚く。
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