草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

小沢神話の打破が先決

2008年09月13日 | Weblog
自民党の総裁選は、麻生太郎でほぼ決まりつつある。そこで自民党に考えて欲しいのは、民主党と仮に総選挙で勝ったとしても、民主党の有能な人間に活躍の場を与え、本当の意味での政権交代への道筋をつけてやるということだ。自民党は地方と都市の議員の間で考えが違うのだから、ある時期がきたら分裂すべきだろう。民主党の多くの議員も、小沢一郎を排除することに、異議を唱えないはずだ。当面の敵は、小沢や渡部恒三のような旧田中派や社会党崩れだが、それがいなくなれば、前原や岡田が政策で一致すれば、分裂した自民党の片方のグループと組んで政権を担うべきだ。国民の多くが自民党に肩入れするのは、小沢の亡霊に怯えている民主党の議員を不甲斐なく思うからだ。だからこそ、今回だけは自民党に勝たせてもいいと思っているのだ。まずは小沢の影響力をそがなくてはならない。それから民主党の時代が始まるのである。まずは小沢神話だけは打破しなくてはならない。
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民主党は小沢独裁を許すのか

2008年09月13日 | Weblog
だから言ったではないか。民主党の反小沢派は決起すべきだと。小沢一郎の民主党と自民党との違いは、自由があるかないかだ。第一次公認をめぐって小沢が、またもややらかした。多くの内定者の公認を見送ったのである。それでやる気を出させるというのが表向きで、権限を握っているのは自分だというのを誇示したかったのだろう。自民党の幹事長時代とまったく変わっていない。楯突くことを許さない、独裁者の典型である。民主党内で一斉にブーイングが上がったのは、当然のことだ。選挙モードですでに走り出しているのに、それはないだろう。民主党は、小沢以外であれば政権を奪取できるのだから、勇気を持って小沢一派、つまり旧経世会と旧社会党の悪しき部分を追い出すべきだ。そして、自民党との建設的な論争を通じて、この国の将来に責任を持って貰いたい。過去の亡霊でしかない小沢を担ぐのは時代遅れであり、悪しき自民党体質を引き継いでしまうことは、国民からそっぽを向かれるだけだ。
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