草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

雪の会津東山温泉 5首

2011年02月02日 | 短歌

 湯の町にかかりし橋は今もなお夢二の孤影を抱きしめており  

 お葉なるつれなき視線はかりかね文したためし夢二なりしか

 恋ゆえに多情多恨の哀しみを映せし湯川今も変わらず  

 雪しきり久代トンボを口にせし夢二の思い切なく哀し  

 恋すれば雪の会津の東山寒さしのぐに独り身さみし

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秒読みの段階に入ってきた菅首相の退陣

2011年02月02日 | 政局

 あれだけ仰々しく、マニェスト選挙と銘打って大勝した民主党は、結局は国民を騙しただけであったのだ。一人当たり月2万6千円支給するという子供手当ても、話半分に終わりそうな雲行きである。そこまで嘘を吐いた民主党政権が、居直り続けるというのは、国民を愚弄している。それを擁護しているマスコミも、同じ穴の狢で同罪である。しかも、ここにきて嗤ってしまったのは、小沢一郎を排除するとか力んでいた菅直人首相が、腰砕けになってきたことだ。自分で手に負えなくなったので、岡田克也幹事長や党に丸投げしたいようだ。衆議院の政治倫理審査会への招致ばかりでなく、民主党としての処分も、ままならなくなったきた。一番軽い党員資格の停止ということで、逃げるつもりらしい。党が割れれば、政権の座から引きずりおろされるので、決断できないのである。パフォーマンスとしては大言壮語するが、最終的には逃げ回るというのは、あまりにも不甲斐なさ過ぎだ。「義を見て為せざるは勇なきなり」という言葉が論語にあるが、菅首相は詐欺師呼ばわりされるだけでなく、小沢のことでは、勇気のなさも批判されており、もはや総理大臣の座にとどまることは、困難な情勢になってきた。後はいつ辞めるかである。

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