草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中共が付け上がるだけのホリエモンの不謹慎発言

2011年02月13日 | 安全保障

 どうして日本人は外国を信用してしまうのだろう。悪い人はいないと勝手に思い込んでしまってはいないか。しかし、世界はそんな生易しくない。中共は近いうちに、軍艦を出して尖閣諸島を実効支配しようとするだろう。ロシアは中共と韓国と一緒に、北方領土開発に着手するだろう。日本人が国家として身構えなければ、外国はしたい放題のことをするのである。日本の独立と主権は、日本人自身の手で守っていかなければならないのである。ホリエモンの発言が物議を醸しているが、何のことはない、浅はかさを露呈しただけで、論評にも値しない。それぞれの国家には、歴史や伝統に培われた国のかたちがある。日本は敗戦によって、それを若者に教育することを怠ってきた。だからこそ、愛国心のない、能天気なことを言う人間が出てくるのだ。「中共が攻めてくるわけがないでしょう」と大声を張り上げたホリエモンは、沖縄海域で警備に従事している海上保安官について、どう考えるのだろう。彼らは防人として、日本の領土を死守しているのだ。尖閣諸島沖の最前線に一度ホリエモンは立つべきだ。暴力の海のただなかにあるという現実を、否応なく思い知らされるはずだ。もし中共の侵略を阻止できなければ、尖閣諸島が中共領となったその途端に、日本人がノコノコ出かけていけば、国境侵犯で銃撃され、殺されるのである。

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鬼っ子の河村たかしに翻弄される菅民主党

2011年02月13日 | 政局

 小沢一郎ごときと連携しようとする河村たかし名古屋市長というのは、どうかしているのどではないか。減税を約束すれば当選するというので、それを餌としてぶら下げるのが政治だと思っているのは、有権者を馬鹿にしている話である。それこそ、大衆迎合主義ではないか。どうせ小沢は今後出る幕がなくなるのに、のこのこと出かけて行く神経が異常である。丸山真男が危惧していたように、合理的な制度としての民主主義が機能していなければ、自分が煽っておいた世論に自分自身が引きずられるような、そんな愚かな政治家が脚光を浴びてしまうのである。河村たかしなどは、まさしくその典型ではないか。自分が掲げた政策を実現する振りをするためには、議会などはどうでもよいわけだから、丸山の言葉を借りるならば「反民主的な政治家が、まさに大衆の名において登場してくる」のである。政権を運営していて、ようやく菅直人首相も、大衆迎合主義の危険性に気づいたのだろう。だからこそ、マニフェストの修正を口にしたのだと思う。しかし今になっては遅すぎである。河村のような鬼っ子が出てくるようでは、もはやおしまいである。党利党略ではなく、統治能力のある政治勢力を結集させるためにも、一日も早く、菅直人首相は解散総選挙に打って出るべきだろう。  

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