アメリカがぶざまなことになっている。シリアに対して拳を振り上げたにもかかわらず、それを実行に移せなかった。今度は暫定予算が成立せず、政府機関が機能しない事態になっている。オバマ大統領に対しては期待も大きかっただけに、幻滅も大きいのではないだろうか。こんなときに中共が尖閣諸島を侵略してくれば、日本は対処できるのだろうか。アメリカあっての日本の安全保障なのである。安倍首相はそれなりの覚悟をしておくべきだろう。イザとなれば、自分の判断で攻撃命令を出すべきだ。頼みの綱のアメリカが混乱しており、まるで国が二つに分裂したかのようだ。アメリカは徐々に東アジアから手を引くことになるに違いない。その後のことは日本に任せるのが筋ではないだろうか。海洋国家として日本は、アメリカと利害が一致する。国際法を順守し、国是では民主主義を第一としている。両国が力を合わせれば、東アジアは安定し、アメリカの経済活動も阻害されないのである。間違っても大東亜戦争前夜のような過ちは繰り返すべきではない。あのときは日本を敵視して、徹底的に追いつめた。そうでなければ、中国大陸は共産化されなかっただろうし、朝鮮半島も分裂しなかったはずだ。同じ過ちを繰り返すべきではない。いかに中共が核兵器で脅そうとも、日本国民は第二のチベットにならないために、徹底抗戦を貫くだろう。それ以前にアメリカは、日本との同盟を強化すべきである。中共に接近したりすれば、アメリカにとっても得にはならないはずだ。大東亜戦争の二の舞だけは避けなくてはならない。
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