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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新自由主義に対抗するため保守と民主社会主義者が結束すべきだ!

2013年10月15日 | 思想家

 日本がまともになるためには、以前のように民主社会主義者が大きな声を上げるべきだ。財政出動をメインにしたアベノミクスの第二の矢については、積極的に後押しをすべきだ。逆に日本維新の会やみんなの党のように、新自由主義のイデオロギーに加担する勢力とは、一線を画すべきだろう。それができないのは、野党が手を組めなれば、自民党を倒せないからだろう。しかし、それは国民を無視した党利党略でしかない。社会主義インターに加盟しているイギリス労働党やフランス社会党は、政権与党としての経験がある。しかし、日本はどうだろう。かつての民社党は影も形もない。ロシア共産主義を信奉していた社会党の大部分は、民主党に逃げ込んだ。残った人間は社会民主党に加わった。根本において彼らはサヨクの平和惚けから脱しきれていない。これでは日本の国家が維持できるわけがない。グローバリズムに対抗する国家の役割を、民主社会主義者はよく理解しているはずだ。そこで一致すれば、日本の政治勢力はグローバリズムに立ち向かえるのである。自民党のなかにも、財界の走狗と化した議員たちがいる。自民党を立て直すためにも、民主社会主義者がしっかりすべきだ。安全保障上の政党間の隔たりが、日本を不幸にするのである。1951年に社会主義インターの綱領が「フランクフルト宣言」として世に出たときには、「資本主義の指導原理が個人の利潤であるのに反して、社会主義の指導原理は人間の必要の充足にある」の述べていた。グローバリズムに圧倒されないために、国を心から愛する民主社会主義者が真正保守と共闘を組むべきだろう。

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新自由主義はアメリカの利益に固執する偏狭なイデオロギーだ!

2013年10月15日 | 経済

日本の保守民族派のスタンスは明確である。経済学的にはジョウセフ・E・スティグリッツの考え方に立脚し、新自由主義とは真っ向から対決しなくてはならない。スティグリッツは実際にアメリカの経済運営に関与しながら、IMFのアメリカ財務省の強引なやり方を批判したのだった。丸尾直美は『経済学の巨匠』のなかで、スティグリッツの「アメリカ人の多くは何がアメリカの利益かという偏狭な考えに基づいて自らの立場を主張し続けている。ー『アメリカが擁護するグローバリゼーションの原則や市場原理主義を支持さえすれば、彼等もアメリカの繁栄を分かちあえるでしょう』というわけだ。ここで一番大切なのは、アメリカが自国では支持していない政策を外国に押し付け、偽善的に振る舞ったために、その主張が空虚なものとなり、悲惨な結果を招いていることである」(『人間が幸福になる経済学とな何か』)という言葉を紹介している。日本は締結を迫られているTPPも、まさしくその一つなのである。スティグリッツは有名にしたのは、情報の非対称性を問題にしたことで有名だが、患者の無知に付け込んで病気と診断し、法外な薬代を請求するのもその例である。さらに、アメリカ財務省やIMFの経済策策が「欧米の金融界の利害とイデオロギーを繁栄させている」との指摘は的を射ているし、新自由主義の本質を暴いている。新自由主義は傲慢にも「富める者が豊かになれば、貧しい人もその恩恵にあずかる」と言ってはばからなかったが、それによってアメリカでは格差社会が拡大し、1990年代末には上位1%の人が金融資産の48%を占めるにいたった。そうした暴走するアメリカに加担しているのが中国共産党である。それに抵抗しているのが保守民族派なのであり、日本の安全保障とも密接に結びついているのである。

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