『安倍晋三回顧録』はできるだけ早く読みたいと思っていますが、産経の8日付のネット版の記事によると、その回顧録では、習近平が「もし米国に生まれていたら、米国の共産党には入らないだろう。民主党か共和党に入党する」と語っていたことが明らかになりました。習近平は徹底したリアリストなのです。中国共産党に入ったのも、権力を握るためで、思想信条ではなかったようです。
台湾有事が迫っているのに、未だに日本に巣食っている左翼の平和ボケは、自衛隊の増強に反対をしています。習近平からすれば、利用することはあっても、粛清する対象であることは明白です。できもしないことを口にする連中など、過酷な現実の世界では役に立ちませんから、真っ先に消されることになるでしょう。
そんなことも露知らず、中国様の走狗と化しているのが平和ボケの面々です。防衛費の増強よりも、もっとやることがあるとか言って、侵略されるその日まで、能天気は治りません。
日本が属国になったそのときは、徴兵令が施行され、主義主張などお構いなしに、国民全員銃を持たされるのが落ちです。習近平を甘く見て、下手な理論を振り回し、臍を噛んでも誰からも、同情されなどしないのです。
朝日、毎日、東京、共同も、自由に物も書けなくなってしまいます。それを待望しているかのような論調を、習近平は笑っているはずです。
安倍さんの言葉一つに深い意味があります。じっくり僕は読むつもりです。習近平と張り合った、リアリストの安倍晋三を知るために。