草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本が自立しなければ暴力の海は乗り切れない

2023年08月24日 | 安全保障
 世界を動かしている力は、反社勢力の暴力と大差がない。ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のプリコジンが死亡した。自分の所有する小型ジェット機の事故とロシア政府は発表しているが、それを鵜呑みにするわけにはいかない。
 ワグネルに近いロシアメディアは「ロシアの裏切り者の仕業だ」との見方を示唆した。クーデターのようなことをしでかした人間を、プーチンがそのまましておくわけがないからだ。
 それが今の世界の現実なのである。法的な手続きを経ずに、テロや暗殺がまかり通るのである。そして、ロシアはウクライナを侵略し、中国は台湾に武力を行使することを公言している。安倍元首相の死についても、外国勢力が関与していたとしても、何ら不思議ではないのである。
 欧米に目を転じてみても、中国やロシアと変わりがない。バイデンはウクライナを「管理戦争」の実験の場としている。佐藤優氏の言う通りである。ロシアとの全面核戦争を避けつつ、徹底的に消耗させることで体制の転覆を図ろうとしているからだ。
 狡猾なバイデンは、東アジアでもそれを企んでいる節がある。日本との核共有を認めないくせに、通常兵器の売り込みには躍起になっている。
 ようやく多くの日本国民が目覚めつつあるが、私たちは重い決断を迫られている。日本が国家として自立することなくしては、平和は維持できないからである。ウクライナのようにならないためには、日本の国土が戦場にならないようにするためには、エマニュエル・トッドが主張するように、核武装しか選択肢はないのかも知れない。
 岸田首相は安倍元首相のような危機感が乏しい。非核三原則に固執している。有事になった場合には、アメリカが守ってくれると思っているのだろうか。日本の戦後政治は重大な局面を迎えており、これまでと同じでは、日本丸は暴力の海を乗り切ることはできず、沈没して海の藻屑と化すしかないのである。

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