やっぱり予想した通りで、中共が日本への軍事的な挑発を強めている。ロシアやトルコの軍事的な緊張にばかり目を奪われがちだが、現在の東シナ海でも何が起きても不思議ではないのである。トルコがロシアの爆撃機を撃墜したように、スクランブルした自衛隊機が攻撃されることも覚悟しておかなくてはならない。
昨日も中共の爆撃機など11機が沖縄本島と宮古島の間を飛行した。すでに中共は尖閣諸島については自分たちの防空識別圏として公表しており、いつでも戦闘に入る準備はできている。日本の自衛隊機は相手が領空侵犯をしたとしても、すぐに反撃できるわけではない。あくまでも正当防衛の範囲内なのである。それを知っているからこそ、自衛隊機が血祭に上げられる危険があるのだ。そうした深刻な状況にもかかわらず、安保法案を廃案にするために、共産党や民主党などが2千万の署名を集めるというのは愚の骨頂である。今ですら自衛隊は危険な任務を強いられている。逆戻りして手足をさらに縛ろうというのだ。武器の行使を制限されている自衛隊は、捨て身で、それこそ自らを楯にして国民の命を守るしかないのが現状なのである。
それにすらいちゃもんをつけるのは、我が国を貶めようとする外国勢力に踊らされているからだ。全面的な軍事衝突にはならないとしても、中共は必ず仕掛けてくる。それに対抗するには、日本人が結束して毅然たる態度を取らなくてはならない。自衛隊の足を引っ張ってはならないのである。どうせアメリカは頼りにならないとの見方がある。それだからこそ日本人の力で守り抜くという決意が求められるのだ。いうまでもなく戦争とは、ある種の政治的な目的を達成するための手段である。それが未だに通用する世界であるのを、私たち日本人は直視しなくてはならないのである。
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