草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

感染再拡大の危機煽り緊急事態宣言を続けろというのがNHKだ!

2021年02月03日 | 感染症

野党やマスコミは政府の新型コロナ対策を批判するが、他の国々と比べると、成功しているのではないだろうか。山本七平が述べていたように、日本人は空気に支配されており、異論を口にすると排斥される。連日のようにマスコミは新型コロナの危機を煽っている。すでに感染者の数にしてもピークアウトしており、春に向けて経済を動かすべき時期に来ているのに、真実を伝えるというよりは、視聴率を取るために騒ぎ立てているのである▼緊急事態宣言の延長にしても、それが及ばすマイナス要因も考慮すべきだろう。池田信夫がツイッターで、NHKが昨夜に流した「緊急事態宣言解除のタイミングと経済への影響 専門家の分析は」というニュースを批判している。解除するにあたって、一日当たりの東京の感染者数が400人の場合と、100人の場合では、死者の数が900人も違うというのである▼500人であれば、4月の後半に2000人を上回る最悪の事態になると想定している。さらに、再び緊急事態宣言が出され、経済的損失は3100億円増加になるという。100人だと4100億円増加になってしまうので、1000億円増加の250人が落としどころなのである▼池田は揶揄して「緊急事態宣言をずっと続けたら経済損失も少なくてみんなハッピー」とツィートしているが、私たちは、危機を煽るだけのNHKの報道に振り回されてはならないのである。


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日本の危機 (嫌韓有理)
2021-02-03 15:56:30
 「ロシアはかつてのソ連の勢力圏を復活させたいと願っている。中国は、アジアからアメリカの勢力を追い出そうとしている。イランは、サウジアラビアを盟主とするスンニ派に支配された中東を、イラン率いるシーア派が支配するものへと代えるという野心を持っている。〈中略〉
東アジアの国際秩序は、冷戦期から今日に至るまで、日米同盟を要としていた。この日米同盟に基づく既存の秩序に対して、急速に勢力を拡張した中国が挑戦しようとしている。日本は主たる当事国である」(中野 剛志 『富国と強兵』 東洋経済新報社・2019年第6刷から抜粋)。

 今の日本が当面する国際情勢は、およそ200年昔、江戸時代後期の日本が直面した国際情勢と比較して決して有利なものではない。というのは、江戸時代後期のロシアは、日本に対して軍艦を遊弋させてチャンスを探っていただけだが、今では核兵器を保有し、北海道の目と鼻の先に居座っている。江戸時代後期の清は、衰えつつある大国にすぎなかったが、今の中国は核兵器を保有し、尖閣諸島に侵入し、日本の輸出入の大動脈である南シナ海を我が物にしようとしている。江戸時代後期の朝鮮は、中国の冊封国として存在していたにすぎない国だったが、今では核兵器を保有する「北朝鮮」と「反日プロパガンダ」の韓国になった。

 帝国主義・植民地主義の荒波の時代、世界に乗り出した日本は、若々しい、サムライの“気概”に満ちた国だった。今の日本は、医療費や年金の増大に、その逆に子供やイノベーションの減少に、苦しむ老人大国になった。これは、国家として危機に瀕しているということではないのか?
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