岸田首相で本当に大丈夫なのだろうか。LGBT法にしても、日本以外のG6の国々にそうした法律はあるかというと、そうでないことが明確になってきた、逆にアメリカではその反動が起きているのだ。旧統一教会に関しても、解散を命じることは困難だともいわれる。さらに、財務省の言いなりであることから、防衛力増強を理由にした増税は待ったなしである。
一貫した方針がなく、右往左往して政権の舵取りをしてきたのが、岸田首相である。それでも防衛三文書やトマホークの配備などでは一定の前進をみたといわれるが、よくよく考えれば、安倍元首相の置土産を、実行に移したに過ぎないのである。
しかも、もっとも大事なことが抜けている。安全保障についての危機意識のなさである。我が国の周辺に核を保有した独裁国家が三つもあるのに、平和ボケから抜け出せないでいるからだ。
中国、ロシア、北朝鮮はアメリカが本格的に武力介入ができないことを承知している。だからこそ、台湾や日本に手を出そうとしているのだ。岸田首相が広島サミットで、核の放棄に向けた宣言を発しようとするのは、まさしく茶番であり、常軌を逸している。
すでに欧米の主要国は核によって守られている。アメリア、イギリス、フランスは核武装しており、ドイツはアメリカと核の共有をしている。
国民の命を守るためには、怯むことなく、勇気をもって訴えなくてはならない。岸田首相は内閣支持率は高いかも知れないが、そんなことよりも、やるべきことをやらなければ、日本はとんでもないことになってしまうのである。