草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自民党に食いこむ中国の工作を伝えぬマスコミ

2022年12月09日 | 政局
 中国のスパイといわれている女性を秘書に使い、公安当局もマークしているという自民党参議院議員の政治資金パーティが去る6日に行われた。多くの自民党幹部がスピーチをし、元防衛相の中谷元代議士も挨拶をした。岸田首相のビデオも流された。そんなことがまかり通っていいのだろうか。世界中探しても日本だけである。
 いくら防衛力を増強しても、サイレント・インベーションで内部から腐っているわけだから、これでは国家として身構えるのは困難である。
 しかし、不思議なことに、これに関しては、地上波のテレビも新聞も全く報道しない。記事にしたのは週刊誌のみである。ハニトラに引っかかった政治家と同類項がたくさんいるからではないだろうか。そこまで日本は腐ってしまっているのだ。
 いくら国民がスパイ防止法の制定を訴えても、与党もマスコミが乗り気でないのは、そうした中国の工作があるからではないだろうか。日本の権力中枢の情報が中国にダダ漏れでは、戦う前から白旗を掲げていると同じである。
 日本の現状を知り抜いている中国が、手を出さないわけはないのである。有事は近いと考えるべきだろう。私たちができることは限られているが、いざという時に備えて、心構えをして置かなくてはならない。今の日本の政治はあまりにも無責任であり、それを放置してきたのは私たち国民なのだから。

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