またぞろ同じことを繰り返すつもりらしい。12月に入って立憲民主、国民民主、社会民主の三党が合流の向けた動きを活発化している。このまま解散総選挙にでもなれば、当選がおぼつかないと思ったのだろう▼自分の党もまとめられず、枝野幸雄や玉木雄一郎は恥ずかしくないのだろうか。政策的に安倍内閣を追い詰めるのではなく、ただただマスコミと一緒になって粗探しているだけである。季節外れの花見を見る会を批判しても、国民からは支持されないのが分かったので、今度は解党的出直しということに舵を切ったのである▼「船頭多くして船山に登る」といわれるように、選挙目当ての政策の一致がない烏合の衆では、何度一緒になっても安倍内閣を倒すことは無理である。選挙の度に政党名がころころ変わるよう政治家を、国民は信用するわけがないのである▼唯一まともなのは国民民主党内の旧同盟系の民間労組を母体にしている国会議員である。かつての民社党のような政党があれば、自公政権に政策論争を挑むこともできるし、安全保障政策で一致点を見出すことも難しくはない。拉致や朝鮮半島の問題について真剣に取り組んでいるのは、民社党に属した人たちである。親中派が多数を占める自民党などよりもはるかに、全体主義との対決姿勢を崩さない。当面は5人でも10人でもいい。勇気をもって新党を立ち上げるべきなのである。
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