戦後の日本の歩みは間違っていたのではなかろうか。東日本大震災が発生して、日本という国家の脆弱性が露わになったからだ。大地が揺れ、大津波に襲われ、さらには原発のトラブルなどによって、多くの人々が住む場所を追われたのに、国はほとんど頼りにはならなかった。唯一国民の動揺を抑えたのは、天皇陛下の存在であった。目に涙を浮かべ立ち尽くす無私の心のによって、日本人は癒されたのだ。避難所で一人ひとりにお近づきになり、お言葉をかけられるお姿は、純粋無垢であられた。「何故に烈しい動揺の中にあって中心のみが厳然として不動であるか」(『日本主義の哲学』)というのを問題にしたのは松永材であり、天皇陛下万歳を叫んで自刃した三島由紀夫が、ひとしお身近に思えてならない。民主党政権の体たらくを前にして、自民党に期待しても、それには限界がある。自主憲法制定も夢物語だし、日本人の思想的血脈にも無頓着である。既成の政党をぶちこわして、新党を立ち上げなくては、この先一歩も進まない気がする。そこで政策的に第一に掲げられるべきは、自衛隊を国軍として再建することだ。私利私欲しか眼中にない政治家の言いなりになるのではなく、もっと根本的な大義を実現するために、サムライは死ぬのである。
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1 コメント
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- その通り。 (そら)
- 2011-05-08 02:41:47
- 私も同感です。近い内に必ず国政に打って出て、日本国軍再建を果たします。
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