草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

米国に駄々をこねるだけの鳩山外交

2010年04月10日 | 政局

 米国のタイムスのインタビューに対して、「米国にも言うべきことを言う」と鳩山由紀夫首相が居直っているのは、普天間基地移設問題での失点を正当化したいからだろう。しかし、そんなことを口にして、一体誰が喜ぶのだろうか。そのとばっちりを受ける国民としては、迷惑至極である。戦後の日本は、米国との関係を重視してきた。いくら民主党中心の政権が誕生したからといっても、それを根本から覆すようなことをして、鳩山首相は責任をとれるのだろうか。何を言っても許される米国だからというので、子供が親に対して、駄々をこねているような気持ちかもしれないが、これによって、日本が見限られてしまったならば、膨張する中国とどのように付き合うつもりなのだろう。さらに、日本の安全保障をどうするつもりなのだろう。真の独立国家になるためには、核武装も持さない覚悟が必要になるからだ。そうでなくて、夢物語のような「日本中立化」を考えているとしたらば、時代錯誤もはなはだしい。政治家としての資質もないのに、金があっただけで総理大臣に座まで射止め、日本だけなく、世界中をかき回してしまってよいのだろうか。鳩山首相の身勝手な暴走は、あまりにも目にあまる。

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鳩山、小沢ごときに負けるな黄門様

2010年04月09日 | 政局

 民主党の渡部恒三議員はやっぱり会津人ではなかろうか。正論を堂々と述べているからだ。この国の政治のことを考えれば、鳩山首相や小沢一郎幹事長に対して、苦言を呈したり、嘘ばかりついているのを批判するのは、政治家としてあたりまえのことだ。それを寄ってたかって袋叩きにする鳩山、小沢支持者というのは、逆に常軌を逸している。恒三代議士は、靖国神社へ超党派で参拝する会の会長もやっていたと思う。永住外国人の地方参政権の付与についても、慎重だと聞いている。いかに民主党内では一握りであっても、今頑張ってもらわなければ、日本は取り返しがつかなくなるのである。よくぞ今まで国民は我慢したものである。鳩山政権の悪政は、普天間基地の移設問題だけではない。子供手当のバラ撒きも、底なし沼である。脱官僚ということで官僚を排除してはみたが、かえって政治家のやりたい放題で、手が付けられなくなっている。公正中立なプロフェショナルがいなければ、国政の継続性は保てないからだ。とくに重要なのは外交と安全保障、さらにはマクロ経済の運営である。そこが混乱してしまって、舵取りができなくなっている。まるで政権末期の状態である。ここまでくれば、恒三代議士は平成の世の黄門様として、嫌われても嫌われても、正論を言い続けるべきだろう。黄門様まで口を閉ざすようでは、民主党ばかりでなく、この国の政治が終わってしまうからだ。

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まるっきり裸の王様の鳩山首相

2010年04月09日 | 政局

 こんな最低の政権になるとは、いくら民主党を批判していた人たちでも、想像できなかったのではなかろうか。米国との交渉にあたっては、腹案で押し切ろうとしてみたり、自分の無責任さを棚に上げて、ただただ前政権を悪しざまに罵るだけの鳩山首相に、期待する方が土台無理なのである。あれだけヨイショしていたテレビメディアにも、愛想をつかされる始末だ。内閣支持率も、いよいよ30㌫を切りそうで、国民の支持もあてにできなくなった。それでも辞めない鳩山由紀夫首相は、居直って「僕は宇宙人です」とすっとぼけているようにしか思えない。しかし、鳩山首相が強気なのは、側近が誰も諌めないからだろう。煽てるような取り巻きしかいないのだろう。極めつきは、国家公務員合同初任研修開講式での訓示である。「トップの首相が大ばか者であれば、そんな国がもつわけがない」と何度も口にしたというのだから、まるで天に唾するような発言である。政治主導の鳩山政権を印象付けたかったようだが、まったくの逆効果で、出席者からは失笑を買ったのだった。やることなすこと全て駄目でも、周りが裸の王様にしておくから、気づかないのである。もはやここまでくれば、悲劇を通り越して、喜劇でしかない。もうそろそろ、誰かが本当のことを言ってやらないと、傍目から見ていても、鳩山首相が哀れになってしまう。

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三島が願ったのは防人がこの国に殉ずること

2010年04月08日 | 思想家

 よく分からないことが今この国で起きている可能性がある、スパイ防止法もないわけだから、様々な国の情報機関が好き勝手なことをしていても不思議ではない。日本という国家のために、命を捧げることを潔しとする自衛官や警察官は、今こそ奮起すべきだ。守るべきは、日本であり、日本国民である。イザとなれば決起して、この国を救うのは君たちしかいない。国民の多くが今何が起きているか知らされていない。もしかすると、米国が手を引いて、中国の影響下に入るのでは、との危惧の念すら持たれている。共産主義を破壊勢力と教えられた君たちは、政権交代によって混乱しているに違いない。しかし、忘れてはいけないのは、この国の守るべき文化や伝統は、鳩山政権や民主党によって破壊されつつあることだ。そして、中国共産党に媚を売る政治家が出てきていることだ。戦後、日本は国家としての体裁を失ってしまった。君たちが必死に守ってきたこの国は、米国の占領下で骨抜きにされてしまった。そして、米国が徐々に後退するにつれて、中国共産党の支配下に入ろうとしているのだ。昭和45年11月25日、三島由紀夫が死んで見せたのは、今日の事態を予想したからだ。あらかじめ手本を示して、危機に備えようとしたのだ。今日本は最悪の事態を迎えつつある。自衛官や警察官がこの国を守る防人となることを願ってやまない。そうでなければ、日本は日本でなくなってしまうからだ。

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安全保障や民族問題で火種つくった鳩山政権

2010年04月08日 | 政局

 大事なことが知らされていないのではないか。そんな不安感がよぎってならない。鳩山政権や民主党があまりにもでたらめなので、ある日突然大問題が飛び出してくるような気がしてならない。米軍がトマホークを退役させるようだが、それで本当に日本の安全保障に穴があかないのだろうか。巡航ミサイルというのは、命中精度が高く、ちょっとした艦船からも発射できるので、北朝鮮や中国ににらみをきかせることができたからだ。それがなくなって、さらに海兵隊も後方に移ることになれば、日本に手を出す国も出てくるのではなかろうか。近年になっては、国内において韓国人や中国人の政治的な動きが目立っている。日本人以上の権利を要求してきているのだ。民族紛争の火種となってきており、いつそれが爆発するか分からない。当然のごとく、日本人がナショナリズムに目覚めるに違いない。最終的には、思想や信条を超えて日本人は結束するからだ。そこまで追い詰めてしまったのは、鳩山由紀夫首相の責任である。鳩山首相、小沢一郎民主党幹事長、岡田克也外務大臣の三人の頭文字をとった、HO2の評判は米国では最悪といわれる。それが日本にどうはねかえってくるかも心配でならない。不始末や不祥事が続出しているのに、それを隠し通して、あたかも順調であるかのような情報操作がなされているが、そんなことが長く続くわけがない。これ以上混乱させないためにも、鳩山首相は一日も早く、内閣を総辞職すべきなのである。

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功業をなす保守から忠義に殉ずる保守へ

2010年04月08日 | 思想家

 「たちあがれ日本」という党名は、あっという間に日本中に広がった。高齢な政治家ばかりというので、やたら揶揄されているが、あえて日本という国名を用いたことで、国家国民をのための政党というのを強調しているのが好いと思う。自主憲法制定を念頭においているというのも、政界再編の引き金になるので、大いに歓迎したい。民主党が政権を担うようになって、この国は解体の危機に瀕している。これでは大変だという声が保守派から上がっており、第三勢力になるのはほぼ間違いなさそうだ。党名をめぐって色々言われるのは、それだけ注目されているからだ。草の根の保守派は、これまで受け皿がなくて困っていた。利益誘導の政治にもなじめず、さりとて左翼と共闘を組むわけにはいかなかった。ようやく、保守派としてのメッセージ性を持った政党が誕生したのである。尊攘倒幕のために吉田松陰が選んだのは、公のために殉ずることであり、利害打算とは無縁であった。だからこそ、門下の者たちを「江戸居の諸友久坂、中谷、高杉なども皆僕と所見違ふなり、其の分かれる所は僕は忠義をする積り、諸友は功業をなす積り」と批判したのだ。そうした志をもう一度復活させなくてはならないが、「たちあがれ日本」という党名には、「松蔭に続くべし」という熱い思いがこめられている。

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日本人を奮い立たせる「たちあがれ日本」の党名

2010年04月07日 | 思想家

 平沼赳夫元経済産業相、与謝野馨元財務相の新党の名前が「たちあがれ日本」と決まった。鳩山由紀夫首相や民主党が、コスモポリタン的なことを口にしているのに対して、アンチテーゼを提出したのである。今こそかけがえのない祖国日本が復活しなくてはならないからだ。歴史や伝統を踏まえた政治こそが求められているのである。石原慎太郎都知事も加わったといわれるが、日本という言葉の響きに、熱いものがこみあげてならない。党名に国名があるだけで、共感を覚えのは、やはり日本人だからだろう。日本が日本であることによって、世界に向けた情報を発信できるし、国際的な貢献も可能となるのだ。国家を否定し、国民のことを第一に考えない鳩山政権は、かえって諸外国から相手にされないのである。そして、その党名を知った瞬間に、西田幾多郎の一文が脳裏をよぎってならなかった。「我国に於ては復古ということは、いつも維新と云うことであった。過去に還ることは単に過去に還ることではなく、永遠の今の自己限定として一歩前に踏み出すことであった」(『日本文化の問題』)。「たちあがれ日本」というのは、立ち返るべき日本を思い起こすことであり、それによって「昔の制度文物に返ると云うことではなく、逆に新たなる世界へ踏み出す」(同)という意味がこめられているのだ。多くの日本人を奮い立たせる力がみなぎっている。還るべき日本があるからこそ、幾多の困難を乗り越えて、日本人は新たな一歩を前に踏み出すことができたのだ。党名からしても、その精神を受け継ごうとするわけだから、新党に期待が集まるのはあたりまえだ。

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自民党は保守の精神に立ち返れ

2010年04月07日 | 思想家

 吉本隆明が自民党がボロ負けすることを望んでいたというのを、「現代思想」を手にとってわかった。それでいて、民主党が勝てばいいというのではなく、生ぬるいこれまでの政治を嫌悪をしていたからだろう。団塊の世代の教祖的存在であり、、一度も選挙をしたことがない「自立派」の吉本の言葉ではあったが、なぜか説得力があった。自民党が解体の危機にあるとか、賞味期間を過ぎたとか評されるが、根本的には、立党の精神が問われているのだと思う。保守からリベラルまで一緒にやれたのは、政権党だったからである。マックス・ウェーバーが定義したように、政治というのは、国家相互であろうが、一国家内の人間集団相互の間であろうが、「権力の分け前にあずかろうとする努力であり、あるいは権力の分配を左右しようとする努力」(『職業としての政治』・西島芳二訳)であるわけだから、野党になれば、求心力はなくなるのである。しかし、それが逆に党再生のバネになるのではなかろうか。一から出直すことになるからだ。悪いことばかりではないのである。民主党のいい加減な政治を批判するばかりでなく、それこそ目指すべき国家像を示すべきだろう。一番大事なことは、生者だけでなく、死者の声にも耳を傾けるという保守の精神を、もう一度思い起こし、保守勢力の核として生まれ変わることだ。それに気づくためには、徹底的に打ちのめされたことが、かえって好かったのではないか。吉本はそこまでは考えてはいないだろうが、どんなことを言っても、最後は自民党しか頼りにならないからである。

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小沢幹事長は目指すべき国家像を示せ

2010年04月06日 | 政局

 辞職も求める国民の声が圧倒的なのに、まったくそれを意に介さないのが小沢一郎民主党幹事長だ。そんなことよりも、参議院選挙で勝つことが最優先とばかり、全国行脚を続けているのだ。そして、世論を意識した民主党所属の議員が、少しでも批判を口にしようものなら、側近を使ってあらゆる嫌がらせをする。独裁者気取りなのである。一人も聞いていない山の中から辻説法を始め、徐々に市街地を目指すといった、小沢式選挙のやり方がよく話題になるが、あれはあくまでも表向きのようだ。小沢幹事長が選挙に強かったのは、金に物をいわせたからだろう。政党をつくってはこわし、つくってはこわししたのも、それなりの資金的な裏づけがあったからだろう。どこから集めたかは問わないとしても、莫大な金を使ってようやく政権を獲得し、さらには民主党が参議院でも単独過半数を手にしたとして、一体何をやりたいのだろう。それがまったく見えてこないのである。自民党時代に米国にいじめられたトラウマがあって、米国と距離を置きたいのでは、という見方もあるが、もう一つはっきりしない。いかに政権交代の影の功労者であっても、このままでは、小沢幹事長は「平成の不動産王」といわれるだけで、政治史に名をとどめることもないだろう。選挙に勝利することよりも、目指すべき国家像について、もっと真摯に語るべきではないか。それが小沢幹事長に今求められていることなのである。

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人権なき共産中国に物言えぬ鳩山首相

2010年04月06日 | 政局

 共産中国で人権が守られているはずもないから、麻薬密輸で死刑囚となった、日本人への死刑執行についていちいち目くじらを立てるつもりはないが、情けないのは、何かすると命の大切さを連発する鳩山由紀夫首相の対応である。日頃口にしていることと違って、中国に気兼ねをして、目立った抗議もしないからだ。しかし、共産中国では、殺人は言うに及ばず、汚職や脱税でも死刑になるのだという。産経新聞によると、2009年には、それで1000人以上が命を絶たれたそうだ。脱税をしても無罪放免の人が日本にはいるが、共産中国では、そうはいかないのである。不正な利益を得ることは、中国人民に対する許されざる犯罪であるからだ。共産党一党独裁の国家にあっては、人の命などは虫けらと同じだ。言論の自由もありはしない。少数民族に対する弾圧も目にあまるものがある。そうした現実に直視することなく、平和を愛好する国家であるかのような幻想を振りまいてきたのは、左翼やリベラルと呼ばれる人たちではなかったか。だからこそ、共存共栄が可能だとして、永住外国人として、中国人にも、地方参政権も与えようというのだろう。共産中国の洗脳教育を受けた者たちが、自らの判断で一票を行使するわけがない。人権を露ほども考えない国と付き合うには、友愛などという甘ったれた言葉だけでは、どうにもならないのである。日本という国家が侮られないように、時には身構えることも必要なのである。それにしても、中国に対して、物言えぬ鳩山首相や民主党は、あまりにも頼りなさ過ぎる。

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