つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

石森木の実選手

2008年09月21日 | 躰道
                    石森木の実選手の法形演武

全国社会人躰道優勝大会に、宮城県石巻市の石森木の実選手が出場した。
石森木の実選手は、志摩制基8段範士に師事して精進してきて、現在は2段位。
宮城県大会、東北地区大会では、毎回優勝している優秀な選手である。

石森木の実さんは、老人介護施設の恵仁ホームで職員として活動している。
体の不自由な人で、車椅子を利用している老人たちに躰道を指導している。
それは体の不自由な人たちでも出来る呼吸法を取り入れた命の法形である。

この車椅子利用の方のための法形鍛錬は、高橋忠美先生が考案したもの。
躰道の創始者である祝嶺正献最高師範が創作した命の法形を多くの人に体験してもらいたいとの願望があった。
そして、宮城県の要望もあり、高橋忠美先生が雄勝町海洋センターで会員に指導をした。
その時、石森木の実さんも研修会に参加して習得して、この訓練法を仕事に取り入れたいと考えて、今の仕事に役立つこととなった。

石森木の実さんは、とても純真な心の持ち主であり、明朗快活なところが好評であり、施設の老人たちからは孫のように可愛がられている。
躰道は、万人のために社会で貢献している。

(9月21日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする