つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

鬼子母神御会式

2015年10月19日 | 日記
                  万灯練供養(明治通り)

享和・文化文政の頃から日蓮上人の忌日を中心とした、毎年10月16日から18日に行われている伝統行事。
白い和紙の花を一面に付けた、高さ3〜4メートルの万灯を掲げて、団扇太鼓を叩きながら鬼子母神まで練り歩きます。団扇太鼓によるけたたましいまでの独特のリズムと万灯が幻想的な夜の練り供養。

池袋駅東口・西武百貨店前に地元万灯講社25講社が集合。
出発を待つ列はグリーン大通り中ほどまで続きます。
午後7時に花火の合図で出発。先頭には高野之夫豊島区長や小池百合子衆議院議員がいました。
明治通りの鬼子母神西参道口からは遠方講社が10講社ほど合流。
万灯練供養の列はさらに長くなります。

その後千登世橋から目白通り、鬼子母神表参道と練り歩き、その間地元講社の列にはどんどん仲間が合流し、先頭講社は鬼子母神に午後8時頃到着します。
見物のポイントは、列がどんどん伸びた頃の表参道。そしてやはりなんと言っても練供養の目的地である鬼子母神境内。
たくさんの夜店や近年では滅多に見ることのできなくなった見せ物小屋が立つなど、祭りの高揚感とともにタイムスリップを楽しむことができる。

(10月19日記)
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