勝海舟記念館
洗足池のそばに新しくオープンした「勝海舟記念館」に行って見学をしました。
この記念館は、国登録有形文化財 旧清明文庫をリニューアルして開館しました。建物は、外観正面中央部のネオゴシックスタイルの柱型4本が特徴的で、内部にはアールデコ調の造作が施されるなど、西洋の建築技法も取り入れられたモダンな建造物となっています。
勝海舟は、幕末から明治にかけて激動の時代を駆け抜けてきた人です。咸臨丸で渡米し、海軍の育成に努めた幕臣です。慶応4年(1868年)に新政府軍が江戸の進軍した際、薩摩藩邸における西郷隆盛との会見や、池上本門寺での会談を経て「江戸城無血開城」実現させた人物です。
記念館の一階は、勝海舟の活動内容や全国行脚した時の記録などの資料が展示してあります。二階は大型モニター映像で「若き日の海舟」などを上映しており、海舟が愛した洗足池の紹介や、別荘「洗足軒」のジオラマ等が展示してあります。
記念館に隣接したところに「勝海舟夫妻の墓所」があります。
(9月17日記)