つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京駅の原敬首相暗殺現場

2021年06月05日 | 名所
    原敬首相が暗殺された場所(東京駅丸の内南口)

東京駅丸の内南口は「原敬首相遭難の現場」でもあります。原敬首相が東京駅で遭難したのは、大正10(1921)年11月4日、午後7時25分頃。原敬首相は11月5日に京都で開催される政友会の近畿大会に出席する為、7時30分初の神戸行き急行に乗る予定でした。発車5分前、高橋善一東京駅駅長、見送りの中橋徳五郎文相、元田肇鉄相、小川平吉国勢院総裁、高橋光威書記官長、望月農商務勅参、吉植文部勅参に取り巻かれ、駅長室から南口の改札に向っている最中、円柱の陰から突進してきた暴漢が原首相に体当たりしました。
原首相の周りには警護者がいましたが、あまりに咄嗟の出来事で何が起きたのか分からなかったといいます。駅長室へ運ばれたがすでに絶命していました。
 
    丸の内南口の敷石の一部にマークがしており、ここが襲撃現場であったことを記録されています。そのすぐそばの壁に「原首相遭難現場」の掲示板が設置されておりました。


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