今話題となっている映画「いのちの停車場」(成島出監督 作品)を鑑賞しました。
原作は医師であり、作家である南杏子の作品「いのちの停車場」。1961年徳島県生まれ。日本女子大学卒。出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入し、卒業後、都内の大学病院老年内科などで勤務する。2016年『サイレント・ブレス』でデビュー。
主演の吉永小百合は初めての医師役で奮闘。「いのちの停車場」は訪問診療をテーマに展開します。東京の救急救命センターで働いていた、62歳の医師・白石咲和子(吉永小百合)は、あることの責任をとって退職し、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」(院長・西田敏行)で訪問診療の医師になる。これまで「命を助ける」現場で戦ってきた咲和子にとって、「命を送る」現場は戸惑う事ばかり。咲和子はスタッフたち(松坂桃李・広瀬すず)に支えられ、老老介護、半身麻痺のIT社長、6歳の小児癌の少女……様々な現場を経験し、学んでいく。
家庭では、老いた父親(田中泯)が骨折の手術で入院し、誤嚥性肺炎、脳梗塞を経て、脳卒中後疼痛という激しい痛みに襲われ、「これ以上生きていたくない」と言うようになる。「積極的安楽死」という父の望みを叶えるべきなのか。咲和子は医師として、娘として、悩む。
映画は兼六園など金沢の風景を多くロケに入れて、訪問診療の葛藤を抱えて展開させていくストーリーで秀逸の作品となっています。共演者たちもベテラン俳優が多く見応えがありました。
(6月6日記)
原作は医師であり、作家である南杏子の作品「いのちの停車場」。1961年徳島県生まれ。日本女子大学卒。出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入し、卒業後、都内の大学病院老年内科などで勤務する。2016年『サイレント・ブレス』でデビュー。
主演の吉永小百合は初めての医師役で奮闘。「いのちの停車場」は訪問診療をテーマに展開します。東京の救急救命センターで働いていた、62歳の医師・白石咲和子(吉永小百合)は、あることの責任をとって退職し、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」(院長・西田敏行)で訪問診療の医師になる。これまで「命を助ける」現場で戦ってきた咲和子にとって、「命を送る」現場は戸惑う事ばかり。咲和子はスタッフたち(松坂桃李・広瀬すず)に支えられ、老老介護、半身麻痺のIT社長、6歳の小児癌の少女……様々な現場を経験し、学んでいく。
家庭では、老いた父親(田中泯)が骨折の手術で入院し、誤嚥性肺炎、脳梗塞を経て、脳卒中後疼痛という激しい痛みに襲われ、「これ以上生きていたくない」と言うようになる。「積極的安楽死」という父の望みを叶えるべきなのか。咲和子は医師として、娘として、悩む。
映画は兼六園など金沢の風景を多くロケに入れて、訪問診療の葛藤を抱えて展開させていくストーリーで秀逸の作品となっています。共演者たちもベテラン俳優が多く見応えがありました。
(6月6日記)