「文京やさしいまちガイド」の内容
文京区社会福祉協議会の「文京やさしいまちガイド」作成のための調査は、各施設に連絡をして訪問をしていく。どの施設も快く協力的に対応してくれた。
調査の主な内容。施設の外観写真撮影と施設内部の写真撮影。入り口の段差やスロープ状況。手すりの有無。入り口の計測。自動ドアの有無。点字ブロック有無状況。点字案内板の有無状況。エレベーターの調査。音声ガイドの有無、手話による対応。筆談による対応。トイレの設置状況等々。トイレについては、車椅子対応、温水洗浄便座、手すり状況、赤ちゃん対応施設、オストメイトの有無、引き戸か開き戸、水洗方法、洋式和式タイプ等々詳細に亘って調査した。
コラムの頁には次のような内容でわかりやすく解説されている。
◇まちで視覚障害者を見かけたら
◇肢体障害者と出会ったら
◇聴覚に障害のある人とコミュニケーションしましょう!
◇地域包括支援センター
◇子育てひろばで、ともだち、たくさんつくろう!
◇文京区社会福祉協議会のバリアフリー事業
調査をする前に、実際に車椅子に乗って街中を移動したり、アイマスクをしての歩行活動、交差点の音声ガイドの確認等を実際に体験をした。健常者には理解できないほど障害者にとっては困難な状況に置かれていることが分かった調査であった。