つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

全生庵の墓参

2022年10月29日 | 演芸

 三遊亭圓朝のお墓

    東京に「谷根千」と呼ばれる場所があります。谷中、根津、千駄木の地区を称しております。

    千駄木駅から三崎坂を登っていくと全生庵というお寺があります。三遊亭圓朝のお墓があり毎年8月の命日には落語家の多くの皆さんが集まり供養参りをして、一般人との交流をするイベントが催されます。

    三遊亭圓朝(1839~1900)は、2代目三遊亭円生の門に入りました。18歳で真打となり、芝居道具を用いて世話物を講じ、芝居囃と言われて大いに名を挙げてから落語に専念して創作落語の自作自演に新境地を開きました。

    全生庵には圓朝が収集した幽霊図が所蔵されて毎年8月には一般公開をされています。明治時代の剣客で山岡鉄舟の筆で「三遊亭圓朝無舌居士」と墓石に記されています。山岡鉄舟のお墓も圓朝の墓の側にあります。



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