つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

待乳山聖天

2024年06月29日 | 名所
 台東区浅草7丁目にある待乳山聖天に参拝をしました。
 寺院でありながら、本堂正面には「聖天宮」の扁額が掲げられており神仏習合的な信仰が今も生きております。

 境内の各所に大根や巾着があり、聖天様の大きなご利益を端的に表したものです。大根は深い迷いの心、瞋(いかり)の毒を表し、大根をお供えすることによって、聖天様が心の毒を清めるとのことです。巾着は財宝を表し、商売繁盛事業繁栄のご利益を示しています。

 境内にある庭園がとてもきれいに整備されており遠方には東京スカイツリーがよく見えます。人力車で参拝に来る人もおり、聖天様の門ととても調和しているように見えます。また本堂と駐車場をつなぐスロープカー(さくらレール)も利用できます。この土地で池波正太郎氏が生誕したとの案内板がありました。
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