つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

松尾芭蕉、矢立初めの地

2025年01月07日 | 池さんぽ

 松尾芭蕉の矢立の記念像

 南千住の駅前の広場に、松尾芭蕉のモニュメントがあります。奥の細道に出発した時のものです。

 元禄2年(1689年)3月27日、松尾芭蕉 は、千住の地から奥の細道の旅へと出立しました。この像は、矢立初めの句を詠む芭蕉 の姿を表現したものです。

 千じゅというふ所にて船をあがれば、前途3千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそそぐ。

 行く春や 鳥啼き魚の 目は泪


 是を矢立の初として、行く道なをすゝまず。人々は途中に立ちならびて、後かげみゆる迄はと、見送なるべし 
 「おくのほそ道」より


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