つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

箱根駅伝

2025年01月04日 | スポーツ
 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走は青山学院大学の大会新記録で連覇優勝でした。やはり選手の質が高いようで走法の安定感が見られました。
 
 箱根駅伝にはドラマがあります。
 最終10区。東洋大、帝京大、順天堂大、東京国際大の4校がけん制しあい終盤まで来て、22キロ過ぎに東京国際大の大村良紀選手(3年)が飛び出して8位でゴールを駆け抜けた。9位の東洋大とは1秒差、10位の帝京大とは3秒差でした。7秒遅れの順天堂大学は惜しくも11位となりシード権を逃した。
 
 東京国際大学は10月の予選会から出場して8位で本戦出場が叶いました。その時、横溝三郎監督は予選会場で 箱根駅伝の出場をとても喜んでおりましたが、その後11月14日に肝臓ガンのために84歳で亡くなりました。東京国際大学の選手たちはユニフォームに喪章をつけて走っていました。中村監督代行は横溝監督の写真を持って監督の運営管理車に乗り込んで選手と共に同走しておりました。
 
 また横溝三郎監督は中央大学の箱根駅伝6連覇のときの最初の4年間を選手として出場しており素晴らしい成績を残しておりました。今回往路の2区では先頭が中央大学であり、2位は東京国際大学のエティーリ選手でした。両校の活躍を喜んでいる天国の横溝監督が見えるようでした。

 今回、8位でシード権を獲得した東京国際大学は、今年の出雲駅伝の出場権を得ました。2年前の出雲駅伝で初出場で初優勝のした時のように健闘を期待するところです。
 箱根駅伝では多くの東京国際大学の関係者、現役生、卒業生が沿道応援に駆け付けました。テレビからは紺色の東京国際大学の幟旗がたくさん見られました。

  
横溝三郎東京国際大学監督            東京国際大学の幟旗
 

コメント
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