つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

和敬塾

2025年01月10日 | 名所

 目白通りの椿山荘と田中角栄邸の間に「和敬塾」があります。

 和敬塾は、昭和30年(1955年)前川喜作氏が戦後の日本を立て直すには若者(学生)の教育が重要であると考えて旧細川侯爵邸の敷地内に創立させました。

 全国から東京の各大学へ通う学生たちが集まりました。「共同生活を通した人間形成」で「和と敬」の心を磨く理念のもとに、5000人以上の学生たちが卒塾後、各分野で活躍しています。

 旧細川侯爵邸(和敬塾本館)は、日本文化と西洋文化で織り成された昭和モダンの邸宅です。細川護熙元首相も若い頃住んでいた住宅です。東京の中心部とは思えない閑静な空間と緑が生い茂る広大な芝生な庭園もあり、東京都指定有形文化財の特別な建造物です。映画やテレビドラマの撮影にもよく活用されているところです。

 トラベルキャスターの津田令子さんが案内する「音羽・目白台の旅」のときに、旧細川侯爵邸を見学する機会がありました。音羽の鳩山御殿に匹敵する豪華な邸宅で多くの部屋があることと建築デザインの素晴らしさに目を見張ったことを記憶しております。


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