「谷風梶之助」の銅像
仙台市青葉区の勾当台公園には、等身大の大横綱・谷風梶之助像が設置されています。新横綱が誕生した後、最初に行われる仙台巡業の際には、谷風像の前にて新横綱が土俵入りを奉納するのが恒例とされている。
谷風梶之助は、実質上最初の横綱とされています。古今の最強力士といえば、雷電為右エ門、谷風梶之助が不動の1位、2位といわれることが多いようです。両力士はそれだけ大相撲において抜きん出た存在であり、特別視され、別格で扱われています。
安永7(1778)年3月から天明2(1782)年2月にかけて63連勝をします。(63連勝は双葉山が69連勝をするまで約150年間も連勝記録となっていました)連勝をストップさせたのが、後にライバルとなる小野川喜三郎でした。連敗がストップした翌日から谷風は再び43連勝をしています。寛政元(1789)年11月に小野川とともに横綱免許を受けます。