尾崎行雄銅像(憲政記念館)
憲政記念館のある高台は、江戸時代の初めには加藤清正が屋敷を建て、その後彦根藩の上屋敷となり、幕末には藩主であり、時の大老でもあった井伊直弼が居住していました。この住居をを出て江戸城へ行くときに桜田門外で水戸浪士の襲撃に遭ったことは有名な話です。
憲政記念館は、議会政治の父と呼ばれた「尾崎行雄」の歴史が展示されています。正面には尾崎行雄の銅像があり、その横には「人生の本舞台は常に将来に在り」の碑があります。
館内のシアターでは尾崎行雄の憲政史に関する映像が観られます。憲政の歩みコーナーでは、明治維新から帝国議会を経て現在の国会に至る憲政の歩みを、文書類をはじめ、関係資料、写真などで見ることが出来ます。議事体験コーナーでは演壇や議席で自由に記念写真を撮ることもできます。
小中学生や高校生にも参考になる憲政記念館です。入館料は無料です。