ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2010.5.12 普段言えないこと

2010-05-12 18:38:47 | 日記
 今日は午後から息子の授業参観と保護者会だった。
 年間予定表を見たときに「水曜日は通院日なので、時間が間に合えば休みを取り直す必要がないから行きたいけれど、月初めで採血やらレントゲンやらがあるから、たぶん間に合わない。申し訳ないけれど休みをとって行ってもらえないかしら。」と、夫にお願いしていた。
 結局、私は出張の会議が入ったことで通院日は一昨日の月曜日に繰り上げたのだが、出席できないことは変わりなかった。

 昨年は病気休職明けすぐで、休みがなくて行けなかったし、一昨年は夫も私も仕事の都合でどうしても行けなかった。そんなわけで、私はいまだに中学校になってからの息子の授業参観をしたことがない。息子に聞いたらこれが最後だということなので、一度も参観せずに中学校が終わってしまう。とんでもない母である・・・。

 今回息子に「私は残念だけど会議で行けないので、お父さんに行って貰います。」と伝えたところ、やけにうろたえていたので訝しく思っていた。

 担任の先生から「ちょうど母の日も近いし、日ごろお母さんたちに言えないけれど、言っておきたいことを手紙に書くように。」との指示があり、その手紙をサプライズとして保護者会で渡す、ということだったようだ。
 息子は私宛に書いたものを先に夫に見られてはちょっと・・・、ということで慌てたらしい。

 彼の普段言えないけれど言いたいこと、は下記のとおり。
 封筒に入った〔Mother’s Day〕と飾り文字の小さなカード。左下隅にはカーネーションの絵。
「いつも迷惑かけてごめんなさい。がんに負けないで長生きしてください。」とカードの上5分の1くらいに2行だけ。〔From “名前”〕 とあった。
 またしても、やられたなあ・・・、である。

 ついでに先日の実力テストの結果もしっかり返されていた。
 これについては、1年間ノートすらとらなかったのだから・・・、と覚悟していたが、昨年の同じ時期と奇しくも同じ順位。いやはや、なんとも理解に苦しみ、どうしたものか、である。
コメント
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