水曜日。夫は息子の依頼で、朝一番でターミナル駅のみどりの窓口まで切符予約に駆り出されたため、休暇。
私は母のクリニックの検診電話予約のため、普段より早く起床して、時報とともに電話に齧り付く。時報より30秒ほど若干早く繋がったかと思ったら、「この時間は予約の対応をしておりません。」とあえなく却下。タッチの差でその後は延々15分全く繋がらなかった。
電話を握りしめたままリダイヤルで何度かけたことか。これは高齢者にはかなり厳しいシステムだ。AIの応答なので、母は慌てて♯と*を間違えて押してしまい、ダメになってしまうことがよくあったようだ。なんとか希望通りの9時半の予約を取って、母に連絡する。良かった、良かった。
朝食の支度を済ませ、夫を起こし、洗濯機を廻す。朝食後、予約したライナーに乗って万全の態勢で夫はターミナル駅に向かった。お天気が不安定というが、日差しがあるので、洗濯物はベランダに干し終えた。
みどりの窓口の担当女性が頑張ってくれたという夫は、残念ながら第4希望まで全滅。一方、息子は半休を取って地元の駅に並んだところ、ラッキーにも希望通りの座席がゲット出来たという。2人ともネットでも保険をかけていたようだが、こちらも全滅だったようだ。9月の連休、しかも廃線間際のSLとのことで、実に激戦である。
私は家事を終えて、昼前にH先生のやさしいデトックスヨガのクラスに向かった。H先生のクラスは★一つでもかなりハードなのですっかりご無沙汰していたけれど、今月は45分のショートクラスだし、今は体調が良い時期。明日は休館日だし、今日は夫と都心で待ち合わせして某ホテルに一泊するため、四の五の言わずに参加することにした。
水曜日はここのところF先生のビューティーヨガクラスが定番だが、玉に瑕なのは最近とても混んでいること。H先生のクラスも、働いていた頃には夜しか参加出来ずいつも混んでいたが、今日は20人が欠けるくらいの参加者で、ほど良い感じ。定位置も確保出来て、45分たっぷり身体を捻って汗を絞った。
帰宅して生協の宅配品を急いで取り入れ、収納する。せっかくヨガスタジオでシャワーを浴びてさっぱりしたのに帰路の坂道と力仕事で早くも汗だく。今度はベランダの洗濯物を取り込み、畳み、収納する。またしても汗が滴る。軽くお腹に入れ、着替えてから家を出る。
車内のお伴は初めましてのまさきとしかさんの「彼女が最後に見たものは」(小学館文庫)。
帯には「理不尽な死と家族の崩壊を描く圧巻のミステリ 三ツ矢&田所刑事シリーズ第2弾 真実を知った瞬間すべての景色が一変する!」とある。
読みやすくすいすいと読み進めたけれど、何分朝が早かったせいで、電車の揺れが丁度良く、途中で何度も眠くなってしまい、なかなか進まず。
夫は時間潰しのために都心の資料館やら庭園を廻り、下町でボリューミーな深川めしを頂いた模様。
予定通り私鉄と地下鉄を乗り継いで、ホテルのロビーで待ち合わせてチェックイン。21階のコーナーツインに案内された。部屋からは国会議事堂やらスカイツリー等が見える。
部屋でお茶とお菓子で一服した後は。暑がりの夫は涼しい部屋で音楽を聴きながら極楽のお夕寝。私も読書の続きを愉しんだ。
母にDuo通話でご機嫌伺い。おかげさまで無事検診が終わったとのこと。私がそうだったように、なかなか採尿が思うように採れず、看護師さんからお水をコップ2杯頂いてようやくクリアしたそうだ。1時間で帰宅出来たとのこと。検査結果は2週間後、こちらはその場で予約が取って頂けたのでもう大丈夫とのこと。
夕食は夫の希望でしゃぶしゃぶを予約した。夫はお肉のお代りをオーダーする気満々だったが、私が一人分を頂けなかったので横流ししたら、それでもう満腹になった模様。水曜日ということもあったのか、個室は入っていたようだが、ダイニングルームは最初は私達だけの貸し切り状態だった。
帰路、夫がカフェでお茶をご馳走してくれた。夫はまたしても沖縄のなんたらかんたらフラペチーノである。ちょっと味見させてもらったら甘いこと、甘いこと。これはもうデブの素ではないか。
さて、部屋に戻ってこれからビューバスから界隈の夜景を見るのが楽しみなことである。