ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.8.17 4回目ワクチン接種翌々日のこと オンラインセミナー参加

2022-08-17 21:22:57 | 日記

 昨夜は夕食後に予定があると勘違い。早々に夕食を終えてPCに向かってスタンバイしたところ、正しくは今夜であることに気づく。なんとも間抜けである。時間がぽっかりと空いてしまったので、夫とともに撮り貯めたNHKのドキュメンタリー番組をまとめて視る。
 
 水曜日。今日は夫が出勤日。いつも通りの目覚ましが鳴り、何とか起床して、夫を送り出す。
 瞑想ヨーガを行ってからのんびりしっかり朝食。左腕の痛みも大分治まって、高く上げようとしなければ殆ど気にならなくなった。平熱だし、下痢も吐き気もない。これで済んだら御の字だ。

 今日こそ夕食を早く摂り終えてオンラインセミナーに参加するので、夫が帰宅してすぐに摂れるメニューを仕込む。玉ねぎ等のみじん切りで涙がボロボロ。

 お天気が不安定なようだ。それほど気温が上がらないので身体は楽。ネットの記事を読んだり、月末の瞑想ヨーガのレッスンプランを作ったり。ここのところ便秘気味だったのが解消してすっきり快調になった。
 昼過ぎにピンポンが鳴って生協のお届け。お盆休みなのかいつもの配達員の方ではない。今日も対面手渡しになってしまい、ケース等はなく玄関前はスッキリ。
 力仕事をされているから仕方ないし、申し訳ないのだけれど、マスク越しにも汗臭さでウッとなる。

 レンチンの昼食後、F先生のビューティーヨガのクラスに向かう。参加者は30名を超え、かなり窮屈な感じ。それでもクラス自体はリラックス中心で心地よかった。シャワーを浴びて外に出たらすっかり道が濡れていた。ちょうどスタジオにいた間に一雨あったらしい。濡れずに済んでラッキーだ。

 それにしても、午前中夕食の支度等をして午後に1時間のヨガクラスに出るだけで(2クラス連続参加等殆ど不可能)疲れて、1日が終わってしまう。フルタイム仕事をしていた時は一体どうしていたのだろうというほど生産性の低い過ごし方のような気がするが、致し方ない。

 夫が定時に帰宅し、急いで夕食を摂る。母にDuo通話でご機嫌伺いをした後は、今日こそ、Club CaNoWセミナーで「教えて先生!がん治療中の不安な気持ちとの上手な付き合い方 - 患者編」にオンライン参加。
 「がんと向き合う上で、不安を感じるのは当然のこと。時には、コントロールできない程の大きな気持ちの波を感じることもあると思います。今回は患者様ご自身の不安に焦点を当て、治療中に感じる不安にはどのようなものがあるのか、どのように向き合えばよいのか、上手に付き合っていくための具体的なコツをがん患者さんとご家族の心のケアの日本における第一人者であり、保坂サイコオンコロジー・クリニックの保坂隆先生にお伺いします。」との触れ込み。

 登壇者は保坂サイコオンコロジー・クリニックの保坂 隆氏と乳がん患者支援団体「メンタル・スパ」代表、認定心理士、がんと働く応援団、NPO法人ヘルスコーチジャパン認定メンタルコーチの大友 明子氏。1時間15分ほど、大変中身の濃い時間を過ごさせて頂いた。

 講演は、1サイコオンコロジーとは、2不安な気持ちとの向き合い方(初診、再発)、3専門家のサポートの上手な求め方を30分という短い時間でぎゅっとまとめられた。
 脳は根暗な臓器、というくだりが印象に残った。放っておくと過去のことをくよくよと考え、未来の不安を考え続けるネガティブな脳は、自分自身ではなく、考える臓器に過ぎない。
 そして、脳は一つのことしか考えられない、だから何かに集中するとその時間だけでもネガティブ思考の堂々巡りから脱却出来る。これはマインドフルネス、いつもやっている瞑想である。
 ヨーガの人間観、人間馬車説も登場して興味深かった。脳は御者で自分はそれを視ている客、という俯瞰の視点を持てるようになると良い。

 ステージⅣのカウンセリングについても非常にためになった。中でも「ステージⅣをぶっ飛ばしている人」の共通点として、①標準治療をメインにしている、②人のために何かしている、③夢や希望を持っている、④食生活を見直している、⑤治療を自分で選んで決めている、⑥自分の直感を大切にしている、⑦抑圧された感情を解き放つ、⑧スピリチュアルなものを大切にしている、を挙げられていたが、なるほど自分自身に共通するものがいくつもあった。今の感じで迷わず進めばよいのだな、という自信もついた。

 保坂先生は何冊も本を書かれている。早速読んでみたいものもある。おかげさまで今のところは大丈夫そうだけれど、今後もし何かあれば、コロナ禍の今は遠隔医療でも診察を受けることが叶いそうだ。実に有意義な良い時間であった。

 ということで、ワクチン4回目の接種から既に57時間ほど経過したが、これまでで一番軽い副反応で済みそうだ。出来ることならこのままコロナウィルスに感染せずに、予定通りに治療を続けたいものだけれど。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする