ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.8.21 旅も最終日、お天気も保ってくれて・・・無事帰京&帰阪

2022-08-21 23:12:20 | 

 日曜日。2泊3日の3世代旅も最終日。
 昨夜は遅い入浴になったが、夏休みの土曜日のせいかホテルは満室。温浴中の客も多く、かなり混雑していた。露天風呂とサウナにも入ってコンプリート。部屋に戻ってから歩き疲れた母の足を中心に軽くマッサージをしてあげて、就寝したのは1時近くになった。疲労困憊。
 さすがに草臥れ果てていたせいか母の鼾にも気づかず、早めに眠りにつけた。今朝は連続5時間ほど眠ったのだろうか、6時前に目が覚めてスマホのチェック。母も同じ頃お手洗いに起きて、もぞもぞしていたので、お風呂に誘ったら行きたい、とのこと。

 あいにく外は曇天で、富士山は見えない。さっとお風呂から出て部屋に戻ったら土砂降りになっていた。がっかり。夫と息子を朝食の約束の30分前に電話で起こしたけれど、なかなか出なかった。息子はその後15分も眠っていたらしい。
 ふと外を見ると雲が切れて少し青空になり、富士山の頭が見えてきた。

 階上のレストランへ向かう。朝食ブッフェは和洋折衷。母の分は和食で一通り取り揃え、私は洋食を。4人で窓際の席で富士山を拝みながら頂きます、である。1時間ほどゆっくり時間をかけて食後の紅茶まで頂く。
 さて、部屋に戻ってお土産屋さんに買い出しへ。母の宅配の荷造りを済ませ、フロントまで出しに行く。そして夫の部屋に私の荷物を持ち込み、パッキングの準備。

 息子は、昨日一昨日とご縁がなかったハンバーグレストランがどうしても諦めきれなかったようで、車で近隣の支店まで整理券を取りに行くという。今ならちょうどランチが頂けるのでは、とのこと。
 それは任せて、私たち3人はホテル向かいの楽寿園を少し散策することに。ほどなくして息子からは1時間半後に入店OKの整理券をゲットしたという自撮り写真が送付された。
どれだけ食べたかったものか。たかがハンバーグ、されどハンバーグである。

 15分ほどでホテルに戻れるとのこと、そのまま園内で合流することに。動物広場には結構珍しい動物が沢山いて、母もアルパカの前から離れなかったり、童心に戻っている。息子は豆汽車に乗りたいというのではないかと夫は予想していたが、さすがに26歳児、そこまではなかった模様。
 小浜池の貯水量は79センチとのことで、大分干上がっていた。ちょうど夏休みのお祭り中。しかも今日は入園無料とのことで、水遊び広場や模擬店が沢山出ており、家族連れ等でいつになく賑わっていた。

 息子と母は直接駐車場まで行き、夫と私はホテルに戻って荷物を預け、チェックアウト。息子にはホテル前でピックアップしてもらい、一路ハンバーグレストランを目指す。駐車場は一杯。
 私たちが到着した時には既に3時間近くの待ち時間だったようだが、誰一人として驚きもせず、諦めもせず、整理券をもらっていくのに改めてびっくりする。そんなに皆、ここのハンバーグが好きなのか。

 到着してほどなくして店内に入ることが出来て、予定より15分ほど遅れて席に案内され、丁度良いランチタイムになった。6人席に4人でゆったり。息子はげんこつサイズ、母と私はおにぎりサイズ、夫はハンバーグとエビフライをチョイス。皆で乾杯ドリンクを手に乾杯して、アツアツを頂く。当然私も母もボリュームがありすぎて食べ切れず、息子に横流し。彼は合計400gをペロリと平らげていた。まあ、満足したようで何より。

 なんとか雨は降らずだったけれど、青空ではないし、富士山は見えないので、スカイウオーク行きは諦める。代替案として、息子が気になっていたという沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアムに行きたいというので、お任せ。
 15分ほどで現地に到着したが、とても混んでいる。日曜日だし、夏休みだし、一昨日の夜は真っ暗で周辺には誰もいなかったのだけれど、まるで別の場所のようだ。駐車場に入るのに結構手間取り、今度は入館まで30分以上待つという。ちょっとげんなり。

 長蛇の列は遅々として進まず、だんだん腰も痛くなってくる。窓口は1つしか空いていないし、キャッシュオンリーで、シニア割引にも生年月日が分かるものの提示ということで、このシステムこそ待ち時間発生の要因なのだと思う。まあ、小さな水族館だし、コロナ禍だから致し方ない。

 ようやく入館した時には疲れ切って既に顎が出ている。外での待ち列とは違って冷房はギンギンで暑さは回避出来たけれど、相変わらず一列で立ったまま見学するわけだから、外で待っているのと疲れ方は殆ど変わらない。珍しい魚や深海生物が沢山いたし、面白かったけれど、ぐったり疲れて、出てすぐにカフェでお茶。はあ~。
 思いのほか時間がかかって、ホテルに戻ってきたら、息子が予定していた帰りの新幹線を1時間以上遅らせることになった。
 荷物を受け取り、お弁当とお茶を買って持たせる。私たちの在来線の方が早い発車だったので、ホームで見送ってくれた。

 帰りの車中のお供は西牟田靖さんの「本で床は抜けるのか」(中公文庫)。
 帯には「話題作、ついに文庫化!大量の蔵書と暮らしは両立可能?処分、電子化、書庫造り等の方法を模索し、家族も巻き込む蔵書問題を生々しく描き出したルポ」とある。ちょうど文通しているIちゃんからもこの本の存在は聞いており、夫からはたびたび「床が抜ける」と脅されているのでとても他人事ではなく興味深く読み進めた。

 予定通りに在来線を乗り継ぎ、乗換駅迄戻ってきた。駅ビルのレストランで遅い夕食を3人で摂り始めた時に、息子から無事帰宅したという連絡が入った。中華レストランでぱぱっと麺類等を頂き、母がJRに乗るのを見届けてから、夫と私は私鉄へ。
 無事帰宅し、荷物を片付け始めたら、母から無事帰宅したとの連絡が入った。駅でタクシーを10分待ったので遅くなったとのこと。とりあえず4人が無事に帰宅出来て、今回の旅も滞りなく終了である。

 明日は夫が休務日。ゆっくり休んで火曜日からに備えてほしい。
コメント
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