昨夜は珍しく夫が「眠い、眠い」とお湯が貯まるのも待たず、シャワーを浴びてさっさと眠ってしまった。涼しかったせいかこれまでの猛暑疲れが出ているのか、確かに眠い。私も今朝に備えて早めにベッドに入った。
今朝は目覚ましが鳴ってすっきりと起きる。先月から始まった瞑想ヨーガの師匠Sさんによる「オンラインで楽しむ瞑想ヨーガクラス」が7時半からスタートだ。
朝食はクラスが終わってからゆっくり頂くことにして、身支度等を整え、新聞を読みスタート10分ほど前にZoomに繋ぐ。指導者養成コースでご一緒したHさんが既に入っておられる。ご挨拶をして、一旦カメラオフ。台風の前の静けさなのか、窓から入る風がとても涼やかだ。
開始時刻に近づくにつれ、画面上には指導者養成コースでご一緒した懐かしいお顔や、常連さんや初めましての方たちが集まってくる。
まずは楽な姿勢で座り、Sさんの心地よく優しい声をガイドにショートメディテーションからスタート。今朝も当たり前のように目覚められたことに、感謝する。
リビングには涼やかな風が吹き抜け、目を瞑れば、かつてリトリートで何回か訪れた高原にいるような気分だ。
今回からクラスでの音響が少しでもよくなるように、とマイクが変えられたのこと。設定に苦労されたようだったが、とても良い視聴環境だった。
座位のままでゆっくりと丁寧に身体を動かしていく。脇や肩を気持ちよく伸ばし、ソー・ハム呼吸法から瞑想した後は、短いシャヴァーサナ。ゆっくりと反動をつけて起き上がってから、ハリボーのキールタンを唄い、30分は瞬く間に経過した。
質問タイムには同じく指導者養成コースの卒業生から瞑想によって脳が変わっていくことについての質問もあり、脳科学者と対談されたというSさんの回答はとても興味深かった。
今月も来週、再来週とあと2回クラス開講が予定されている。自分でクラスを組み立てるの上でとても勉強になるし、何より楽しみなことである。
名残惜しくてなかなか退出ボタンが押せず、今日も最後の3人になってしまい、お礼を言って退出。
それから夫と遅い朝食をゆっくり摂る。外はまだ酷い雨風というわけではないが、不安定な空模様だ。
涼しいし、お腹は一杯だし、朝から瞑想ヨーガクラスに参加してとてもいい気分。掃除も洗濯もひとまず急いでやるべき家事はないので、のんびり出来るわけで、気づけば旅番組を視ながらソファでウトウトしていた。
夫は高校野球を視たり、お昼寝をしたり。最初はお昼はお寿司でも食べに行こうか、なんて言っていたくせに、傘を差して外に出るのが大嫌いだから(私も決して好きではないが)、今日はすっかりお籠りに変更の魂胆らしい。
復調して、ようやく本を読みたいという気分になったので、先日買った文庫を手に取った。
松任谷由実デビュー50周年記念オリジナル小説集「YUMING TRIBUTE STORIES」(新潮文庫)。
帯には「全作書下ろし、ユーミンの名曲タイトルから川上弘美、柚木麻子、綿矢りさ、江國香織、桐野夏生、小池真理子6名の女性作家が新たに奏でる小説のハーモニー」とある。解説は酒井順子さん。
ユーミンといえば、子どもの頃、母に連れられて彼女のご実家である呉服屋さんに何回か訪れたことがあった。まさかこんな天才シンガーソングライターがあの場所で育っていたとは、である。
昼はレンチンで簡単に済ませる。いくら雨だとは言え、1日中一歩も外に出ないで2人で顔を突き合わせているのも精神衛生上良くない。夕方からのお盆特別レッスンT先生のビューティインナーヨガに参加することにした。出かけるときはまだ雨は小降りだった。
お盆休みかつ台風上陸間際ということで、参加者は9人。1年半以上通っているがここまで少ないのは珍しい。プラネタリウム使用で天井は星が煌めき、照度も落とし、かなりのリラックス空間だ。
「インナーユニットを整えながらほぐして意識して使っていくレッスンです。マッサージやストレッチも多いので普段よりさらに自分の内側に意識を向けて心や体も凛となるリフレッシュ出来るレッスンになります。」との触れ込みどおり、たっぷり汗をかいてスッキリした。人数も少なかったせいか、普段はないアジャストもあって有難かった。
レッスンを終えて、恐る恐る外に出たら、案の定土砂降り。まあ覚悟の上だったし、と頑張って歩いて買い物だけ済ませたけれど、スカートはびしょ濡れで大変だった。
帰宅後は、母にDuo通話でご機嫌伺い。昨夜泊った従姉(なんと50数年ぶりのお泊りだったという。子ども時代以来だ。)は早朝に帰り、雨に降られずに帰宅出来た模様。
夕食の支度も頑張った。まあ、働いていた時に比べると家事にかけている(かけられる)時間は間違いなく長くなっている。でも、それなりに手応えや達成感があるかというと、イマイチのところはある。とはいえ、出来る範囲でやっていかないと。飛ばし過ぎたところで長続きしそうにないので、気を付けなくては。