ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2025.1.29 栄養指導後腫瘍内科診察 ポートフラッシュ エスワン4クール 夜からスタート   

2025-01-29 23:40:04 | 治療日記

 昨夜はブログアップ後、眠くて眠くてタリージェとコデインを飲むまで起きているのが大変だった。アラームが鳴るやすぐに飲んで早々に消灯した。岩盤浴と温泉とサウナのおかげで心地よく疲れていたのだろう。
 咳込みもなく、お手洗いで目が覚めたのは5時前。5時間半ほど連続で眠れたが、朝温泉は出来ないし、起きるにはまだ早いので、二度寝。いつも通りの平日仕様アラームで起きる。
 夫におはようLINEを打ってから、今日は検査が遅いのでゆっくり起きられるのだと思い出して、早くに起こしたのは失敗だったとお詫び。それでも電車が止まっている区間があったようで、余裕をもって出かけることにした模様。

 昨日コンビニで調達したミックスサンドイッチとヨーグルトと果物ジュース、お茶で朝食。食後はミヤとスインプロイク。
 朝ドラを視て、荷物等を整理してからゆっくりチェックアウト。手荷物を預け、身軽になって病院へ向かう。外はかなり寒い。分厚いタイツに上は何枚重ねているだろうというほどの厚着だ。それでも風が吹くと寒い。とにかく筋肉と脂肪が落ちてかなりの寒がりになっている。

 息が切れないようにマイペースで歩き、予約時間の15分前に病院に入った。マスクをして歩くとやはり苦しい。受付のIDカード機には列もなく腫瘍内科受付へすんなり移動。待合椅子は早くも埋まっていて、なんとかソファ席に陣取った。

 態勢を整えてから血圧測定。100-66、脈拍が98。やはり脈が速めか。血圧測定を終えたら、読書再開。今日のお供は昨日の続き「その復讐、お預かりします」。
 今日は5話のうちの第3話からスタート。遺産争いのお話。なかなかリアルで面白い。

 予約時間を20分ほど過ぎて、看護師のHさんが「先生がまだ(病棟回診で)いらしていなくて、今日は2番目なので先に栄養指導を受けてきてから戻ってきてください」とのこと。隣の受付に移動すると、中待合で待つように言われる。
時間通りに栄養士のHさんが見える。こちらの状況をお話して体重が1年で大分落ちていることをお伝えすると、昨日の食事と今朝の食事の内容を聞かれる。
「昨日・今日はかなりしっかり食べられている。バランスよくというよりも食べるのがしんどい時には食べやすいものを食べたいタイミングで、菓子パンでも何でもOK。」とのこと。そして「紅茶はストレートよりもミルクと砂糖を入れた方がカロリーが摂れるのでお薦め、おやつもOK。なるべくカロリーを摂れるように。」とのこと。

 “患者さんとご家族のための化学療法を乗り切る食事のヒント”という病院手作りのパンフレットに沿ってお話があった後、牛乳が苦手な人用のカルシウムが摂れるゼリーや、エネルギー・タンパク質が摂れるゼリーのカタログを頂いた。
 予約時間通りしっかり30分の面談。「常駐しているので何かあれば介入できますのでお声かけください。」と言って頂く。お礼を言って再び腫瘍内科の待合に戻り、クラークさんに戻ったことを告げる。
 10分ほどして電子掲示板の中廊下へどうぞ、に自分の番号が出た。荷物をまとめてよたよたと中廊下に移動する。前にお一人いらしたので20分ほどしてから「〇〇様、お待たせしました。」と呼ばれる。ちょうどMSコンチンを飲むアラームが鳴ったので飲んでから入室。

 「おはようございます。」とご挨拶を。スインプロイクを飲むとどうも胃が痛くなるので、今朝も手持ちのタケプロンを飲んできたことを報告すると、「タケプロンは1週間飲んで漸く効果が出るが、タケキャブの方が効果が出るのが早いのでこちらを出しますので、頓服ではなく毎朝飲み続けてください。」とのこと。1回飲めば落ち着くので勝手な飲み方をしていたことを反省。
 皮膚は湿疹ではないが、どうにもかゆいので掻いてしまうが、尿素入りのクリーム等は出して頂けないか、とお話ししたところ、尿素は刺激が強いので、ステロイドとヒルドイドのいつものAHのクリームの方が良いとのことで出して頂く。顔以外なら塗って良いとのこと。

 訪問看護ステーションからの訪問も始まり、看護師さんに月1度、作業療法士さんに週1度いらして頂くことになり、トルコ旅行に行けるようにと体力アップのために喋りながら一緒に外を散歩することになった、とご報告して指示書を書いて頂いたお礼を言う。そして要介護2の認定を頂いて介護保険証が届いたこともご報告。

 夫のことも報告すると、考えられる分子標的薬やホルモン剤等の薬剤名をいくつか教えて頂いた。それ以外にも抗がん剤はあるようだけれど、分子標的薬やホルモン剤が使えるならば身体は楽だ。ちょうど今日はシンチの検査に行っている。私は骨シンチの検査は注射後2,3時間の待ち時間で撮影して1日で終わったが、夫は注射後4時間待って撮影、明日も注射後24時間の撮影があるそうだ。

 レントゲンと採血の結果の説明がある。レントゲンは前回とその前の4枚が並んでいるが、前回に比べて一番大きな右の腫瘍が少し薄くなっているような感じ、それ以外もちょっと細くなっているところもありそう、ということでエスワンは今回期せずして休薬してしまったが、体調を戻すことが最優先だったのであまり気にすることはなく、むしろ頑張ってくれている、との判断で治療続行になった。
 採血の結果も貧血が少し改善された。それ以外低栄養は相変わらずだが、今日の栄養指導も参考にしながら、しっかり食べていきたい。マーカーは若干上がったが、上昇というほどではないので、気にしないで良いとのこと。

 薬の処方は、エスワンは前回の休薬4日分を引いて10日分を今夜から飲み始めること、ミヤ、タリージェ、MSコンチンと3日分のオプソ、スインプロイクは1日置きで十分に効果がありますと言って10日分、口内炎の塗り薬、漢方はまだ十分残っているので、うがい薬のアズノールのみ、AHクリーム、毎朝のタケキャブを処方して頂いた。

 診察室でのSpO2は97%で心拍数89、体温は朝ホテルで測って36度丁度とお応えする。
 今日は念のためポートフラッシュをしていって下さい、と言われ来月の診察前にCTの予約を入れて頂いた。前日が一杯だったので診察2日前の午後だが、採血、レントゲンはその日に一緒にしてよいとのこと。
 トルコ旅行に必要な医療用麻薬の輸出入書類に添付する医師の診断書と薬の処方箋(それぞれ英語)を次回までにお書き頂くようお願いする。
 お礼を言って診察室を出て、中廊下で看護師さんに呼ばれるのを待つ。
 今日は化学療法室のHさんがベッドを抑えたのでそちらで、とのことで久々に寝っ転がって針刺しして頂いた。針刺しはびっくりするほど全く痛みなく、逆血も問題なく針を抜く時に出血も全くなくパーフェクトのポートフラッシュだった。

 終わった時に化学療法認定看護師のKrさんが出てきてくださった。殆どお会い出来ず、ご挨拶出来ないまま化学療法室を卒業になってしまったので、気になっていましたと色々報告してお話したところ、結構な時間が経ってしまった。Hさんには「あれ、まだいたの。」と言われる始末。すみません。
 お手洗いを借り、スインプロイクの効果も出て門前薬局に処方箋の写真をLINEで送る。
 腫瘍内科の会計を通して、総合会計へ移動する。1,000円ちょっとのお支払いでなんだか申し訳ない気分。

 外に出ると、日差しはあるが、風が強く飛ばされそうだ。ロングのダウンコートの襟を立て、ストールをグルグル巻いて前を留めて歩く。飛ばされそうで足元がよろめく。門前薬局からはまだ準備が出来ました、のLINEは届いていなかったので、待合椅子で待つ。割と混んでいたが、ほどなくして担当のIさんから呼んで頂く。体調報告をして、一緒に薬をチェックして11,000円弱カード払い。今日の病院と薬局滞在時間は3時間半。

 ホテルに戻って預けた荷物を受け取り、ロビーで荷物をまとめる。割と時間がかかってお昼時間を十分過ぎたので駅ビルでお昼を摂ることに。眠くてたまらない。一周して結局いつものイタリアンに入る。
 それほど混んでおらず、ゆったりした4人席に座らせて頂いた。前菜3種盛りとパスタにレモンティのセットにしたが、パスタが食べ切れなかったのでデザート盛り合わせはお願いしないでいたが、本が面白く読み切りたいので、追加する。紅茶のシフォンケーキと自家製パンナコッタ、苺ミルクジェラートの3点盛りで美味しく、大当たりだった。

 5話の途中まで読み、お店を後にする。再びスインプロイクの効果が出て、快速電車に乗って眠気を我慢して本を何とか読み切った。そのまま最寄り駅まで戻り、荷物も多いのでタクシー乗り場にまっしぐら。生協のお届けがあり、えっちらおっちら取り入れて収納したら、がっくり。

 夫は注射の後の待ち時間4時間を界隈を散歩して潰し、駅ビルでお昼を摂ったそう。検査には1時間半もかかり、シャトルバスにも乗れず、歩いて最寄り駅まで行き、前回とは違うルートで帰ってきたら30分ほど早かったそうだ。次回からはそのルートで行けば大分楽そうだ。
 夫が帰って来る迄3時間ほどあったが、薬の整理等諸々片付けるのにかなり時間がかかった。ようやく座ったのは2時間ほどしてから。断捨離番組の録画をウトウトしながら視ていたら夫が帰宅した。

 夕食は生協から届いた煮込みうどんとあんかけ焼きそばで簡単に済ませ、焼き菓子やアイスクリームでカロリー補充。
 眠くてたまらなくて流涙も手伝って目がしょぼしょぼする。母にMeet通話したら、昨日はケアマネさんがハンコをもらいにいらしたそうだが、30分ほどお喋りしたらしい。私が要介護2の認定を頂いたことを話したらびっくりされていたそう。それはそうだ。母が要支援2なのだから。それ以外は特に出かけずに明日のデイサービスに備えているようだった。
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