最近、住宅街を歩いていると、どこからか沈丁花の香りが漂ってくることがある。
とてもいい香りだが、この木自体は、花も含めてあまり好きではない。
子供のころ住んでいた家の庭にも生えていたが、つまらない木だと思っていた。
沈丁花のほかには、ベンケイソウやギボウシ(緑一色の葉だった)も
なんでこんなつまらない植物を植えるんだろうとふしぎだった。
子供のころ庭にあったなかで、もう一度植えたい植物を思い出そうとしても
ひとつも思い浮かばない。(お決まりの朝顔やチューリップは別)
思うに、あのころは今日の園芸店で見かける花の多くがまだ一般的でなかった。
野菜にしろ食品にしろ、今や世界中からあらゆるものが入ってくる。
それと同じように、園芸植物も種類豊富になった。
ガーデナーにとって、今はすごく恵まれた時代だと思う。
話は変わるが、これはHさんに苗をいただいたビオラ”タイガーアイ”だ。
たいていの花がこんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/aa/9138febc03f563328612f6e41867a144.jpg)
ところが、1株だけ、気持ちわるいほど線が濃い花をつけた。
その代わり、下の花びらにだけブロッチがない。
個体差とはいえ、おもしろいものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/17/ca2364d6a7384eda19a2ef6da9eacec1.jpg)