今日の夕食時、テーブルの上に載せた右手の人差し指に、なんと、蚊がとまった!
そのときは逃がしたが、なおも顔の前をフラフラ飛んでいたので退治することができた。
これでもし退治できていなかったら、夜、安心して寝られないところだった。
庭にはわんさか蚊がいるので、家に入るときには一緒にくっついてこないよう
うんと気をつけているのだが、それでも紛れ込んでくるやつがいる。
気配に気づいたら、退治するまで気を抜かない。
それでもどこかに潜んでいて出てこないようなら、その時だけベープをつけて寝る。
たまにしか使わないから、今うちにあるベープは数年前に買ったものだ。
有効期限はたしかまだ切れていなかったはず。
庭仕事をするときは、暑くても長袖長ズボン、そして、ふだん家の中でははかない
靴下まではく。こんなふうに気をつけているから、今年はまだ1度刺されただけだ。
雑誌やテレビなんか見ていると、デッキに続く窓をすべて開け放って
解放感を満喫している家がよく出てくるが、蚊対策をどうしているのか
ふしぎでならない。うちの場合、虫の心配をせずに開け放てるのは、
真冬から早春にかけての2、3ヵ月だけじゃないかと思う。
でも、冬は冷たい空気が入ってくるし、春は風が強くて
花粉やほこりが入ってくるから、けっきょく窓を開け放つときはない。
こぼれ種で毎年出てくる千日紅の赤い球は庭のいい彩だ。

咲き進むと球がだんだん伸びて長くなり、種ができた下部は白っぽくなるのだが、
今年はそうなるのが遅い気がする。わたしはもちろんこの真ん丸なうちが好きだ。