FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

層雲峡から大雪高原山荘へ

2014-07-02 08:17:54 | 北海道旅行

3日目は層雲峡へ。9時前に宿を出て、とちゅう美瑛の道の駅〝丘のくら〟で
一休みして買い物など、そして12時半には層雲峡に着いた。
次のロープウェイがあと5分で出るというので切符を買って乗ろうとしたら、
上の駅で雨がぱらつきだしたと言われた。上へ行っても景色は楽しめないかなと
思ったものの、すでに改札の前まで来ていたのでそのまま行くことにした。

上の駅ではカッパと傘を貸してくれたので、リュックの上からカッパを着、
傘をさして散策路を歩いた。レストハウスで昼食を食べて、下へ下りようと
ロープウェイ乗り場へ行ってみると、なんと!雷のせいで運転休止中。
折から登山を終えた高校生の団体も戻ってきて、待合室は人であふれる。
少し雨に濡れた高校生のためだろう、係の人は2台ある大型ストーブに火を入れた。

けっきょくロープウェイが運転再開したのは1時間後の2時40分。
わたしは再開後の最初の便で下へ戻れたが、滝だの大函だのには寄らず、
そのまま大雪高原山荘へ直行することにした。

この宿は、層雲峡で泊まるところを探していて偶然見つけた。
層雲峡からさらに50分ほど走らないといけないが即断。
標高1260mにあって、1年のうちたった4ヵ月しか営業しない。
残りの季節は積雪で道が通行不可能になるからだ。
じっさい宿へ通じる車1台がやっと通れる町道はすごいダートで、舗装されてないだけでなく、
大きな穴ぼこだらけ。時速20~30キロで慎重に走らないといけない。
「路肩弱し」と看板が出ているところで対向車と出会ったらどうしようと
心配したが、さいわいにも出会った4回ともうまくすれ違える場所だった。
昭和天皇・皇后がこの宿に来られたときも、こんなでこぼこ道を走られたんだろうか。
それとも、応急で大きな穴は埋めたんだろうか、などと考えてしまった。

去年通った鶴見峠を越える道よりコンディションはもっと悪い。
でも、鶴見峠は大雨のなかを走ったが、こっちは天気がよかったので助かった。
もしロープウェイで足止めされていなかったら、雷雨のなかこの道を走ることに
なっていたかもしれない。そう気づいたら、足止めされてむしろよかったと思えた。

夕刻、部屋からの眺め。このときはまだ雲がいくらかあったが、
夜になったら、すっかりなくなった。


夕食はいかにも温泉旅館という感じの豪華なメニュー。

鴨鍋とせいろ蒸しの両方に火が入れられた。
このあと、煮物、焼魚、天ぷら、果物などが来るのだが、この状態でわたしが
iPhoneで写真を撮っていたら、全部来た状態で写真をお撮りになりたいですか
と聞かれた。なんでも、先日香港から来たお客さんはブログ用に写真を撮りたいから
全部一度に持ってきてほしいと言ったのだそう。じっさい、この日来ていた2人の
中年男性客は、写真を撮りたいと言って、すべてテーブルに並べてもらっていた。
わたしは、写真を撮るより、天ぷらは揚げたてを食べるほうがいいな。


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