昨日は、恵那市明智町の日本大正村へ行ってきた。
大正村と言っても、明治村のような囲われた施設ではない。
古い建物があちこちに点在する村ぐるみ博物館だ。
すぐ近くの恵那市岩村町は、NHKの朝ドラ「半分、青い。」のせいで
最近はすごい人出らしいが、明智町の方は散策していても、
ちらほら観光客を見かける程度だ。
もっとも明智町は2020年の明智光秀を主人公にした大河ドラマ
「麒麟がくる」で逆転を狙えるかもしれない。
費用が掛からなくて、駐車場がまず無料。村内には有料施設が3つあるが、
すべてに入れる共通入場券にすれば500円。その上、JAF割だと400円になる。
まち歩きマップを見ながら、観光案内所で要領よく回れるルートを教えてもらう。
スタート地点の大正路地の入り口。
年貢米を納めた米蔵と、江戸時代から続く呉服屋の蔵にはさまれた路地だ。
ここを進むと、大正村役場に至る。
なかなか趣のある建物だ。
坂を上って反対側から見たところ。
ここから少し上に歩くと大正ロマン館がある。
大正モダンの洋風建築。
その先に進むと、江戸時代初期からの農家が移築されてある。
ここの管理をしているおじさんの話はとても興味深かった。
このあたりはかなり山奥なのに、近くに発電所ができたおかげで、
製紙工場がいくつもでき、女工もはるばる愛知県から来たりして
商業的にも賑わっていたそう。電灯も早くからついたという。
煙の排気は風任せということで、風が弱いと家中に煙が充満する。
このときもそうで、当時の人は煙たかったことだろう。
このあとは、観光案内所の人が教えてくれたルートをややそれて、龍護寺へ足をのばした。
でも、今日は時間がなくなってしまったので、続きは明日に。
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