FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

旅についての余談

2019-09-21 14:05:55 | 

先日のツアーに関する話だが――
参加者の中に、いわゆる歩行器が手放せない老齢の女性がひとりで参加していた。
シルバーカーというと、乗って電動で動くものを指すように思う。
それではなくて、四輪の手押し車で、それを支えにして歩くやつだ。
このタイプもシルバーカーという名称で売られていたりするので、
正しく伝えるためにはなんといえばいいのだろう?

これまでも杖が手ばなせない参加者は何人もいたが、歩行器持参の人は初めてだった。
移動中はバスのトランクルームに入れておき、停車するたびに添乗員さんが取り出していた。
お寺の階段などでは、添乗員さんが持って運んでいた。

この人はずいぶん勇気があるなあと思った。
もしわたしがロコモティブシンドロームになったら、まず旅行に行こうとは思わないだろう。
ロコモにならないよう気をつけたいが、もしなってもこんな積極性を持ち続けたいものだ。

話は変わって、この夏導入したここリモについて。
旅行に出かけるとき、エアコンは切って出た。
9月初旬ゆえ日中は35度くらいまで上がっている。
犬山で解散したとき、スマホからエアコンをオンにした。
おかげで、家に着いたとき、LDKはかなり涼しくなっていた。
閉め切って換気扇も切ってあったトイレ内は夜とはいえむっとしたから、
本来、部屋の温度もこれくらいだったはず。
タイマーは最長12時間なので、ここリモでしかできない芸当である。

これはまた、冬の留守中でも使えそうだ。
前に冬に2日ほど家を空けたとき、帰宅後エアコンを入れて、部屋はすぐに暖まったが、
寝るとき、いつもと違ってふとんの中が冷たかったのだ。
こういうとき、外出先から夜だけでもエアコンをオンにしておけば、
ふとんが冷え切ってしまうのが避けられそうだ。
何度でも、外からオン・オフできるというのはほんとに便利。


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ミステリーツアー4 雨晴海岸ときっときと市場

2019-09-19 14:22:59 | 

次に訪れたのは、雨晴海岸(あまはらしかいがん)。
ここから、冬には立山連峰が望めるそう。
また気嵐の名所でもあるが、この季節は無理。

右手の岩が女岩。

義経と弁慶が雨宿りしたという伝説もある義経岩。


義経岩の裏側(海側)。

元は内陸にあった古墳だが、海岸線が変わり、覆っていた土が波にさらわれたという説もある。

ここの道の駅・雨晴は去年できたばかり。


岩の上に佇立する海鳥。

調べたけど、名前はわからなかった。

射水市まで進み、きっときと市場で昼食に握り寿司を食べた。

「きっときと」とは富山の方言で新鮮という意味だそう。
すぐ近くの新湊漁港直送のネタは、すごくおいしかった。

帰途のバス車内では、富山湾特産白エビをはさんだ白エビバーガーが配られた。

ふつうのハンバーガーくらいのサイズですと言っていたのに、
開けてみたら、一回り以上大きいバンズだった。
白エビもたっぷり入っていて、お腹いっぱいに。

おみやげに、白エビと塩をブレンドした調味塩を買ってきた。

封を開けると、エビの香ばしい香りが立つ。
炊き込みご飯に入れるとおいしいと書いてあったので、使ってみた。
通常は、だし昆布、しょうゆ、塩、みりん、酒などを入れるところ、
調味料はこれしか入れなかったにもかかわらず、いい味付けになった。
朝の目玉焼きを始め、いろんな料理に使っている。
塩の取り過ぎにならないか、やや心配。


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ミステリーツアー3 御手洗池と妙成寺

2019-09-18 14:23:47 | 

次の日、朝からどんよりと雲が垂れ込めていた。
ホテルを出発しようとバスに乗り込むと、ついに雨が降り出した。
最初の訪問地は御手洗池。みたらしいけと読む。
赤蔵山の伏流水がわき出た池で、すばらしく透明度が高いそう。
雨は小降りで、池の面にはもやがかかっていた。


水中の藻がくっきりと見えた。対岸のもやが幻想的な雰囲気をかもす。


苔むした幹。


静謐な森の中の池。いつまでもたたずんでいたい気分。


次に向かったのは、加賀百万石前田家ゆかりの寺、妙成寺(みょうじょうじ)。
このあとは、バスが走っているあいだは、雨が降っているものの(時折強く)、
目的に着いて降りる段になると止むの繰り返しで、かさは全くいらなかった。

北陸唯一の木造の五重塔。


妙成寺本堂。


おどろおどろしい幹の木があった。

どくろが積み重なっているかのよう。

妙成寺の名勝庭園。


庭園からは、木の間に五重塔が望める。


このあとバスは石川を離れ、富山へと入った。


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ミステリーツアー2 福井から石川へ

2019-09-16 13:47:17 | 

次に寄ったのは、越前市の「万葉の里 味真野苑」。「あじまの」と読む。
最近やたらパワースポットが増えているが、ここもそんな恋のパワースポット。
「恋人たちの聖地」なのだとか。
おまけに令和効果で万葉集にスポットが当たり、その意味でも注目されているそう。


展示資料館「万葉館」


園内には四季折々、なにかしら花が咲いているそうだが、今は比翼の丘の百日紅が見頃だった。




そのあと、越前そばの里で、そばの試食。
初めて食べたそばソフトクリームがおいしかった。

そばの実がトッピングされている。
来る途中、車窓から見えたそば畑ではちょうどそばの白い花が満開だった。

その後、バスは福井県を出て、石川県に入り、久谷満月へ。
人間国宝2人の九谷焼作品を鑑賞。

そこからさらに能登半島を北上し、千里浜ドライブウェイを走った。


4月の能登ツアーと重複したのはホテルとこの千里浜だけだった。
同じ場所を訪れても、やはり来ただけのことはある。
今回は満潮で、前よりずっと海に近いところを走った。
場所によっては、大丈夫かと思うくらい、波打ち際に近いところを。
しかも、バスの座席が海側の窓側だったので、眺めが100%堪能できた。
延々と続く海岸線の動画も撮影できた。

時刻は5時過ぎ。かなり太陽が低い。


斜光のせいで、砂浜をアップで撮ると、砂丘のようだ。


そして、今回はこんなおみやげも。

千里浜の砂。細かくて、とても均質な粒。
これは間に合わせのコーヒーの空き瓶だけど、いいガラス瓶があったら入れ替えたい。

そして、バスはホテルに到着。
この日は天気に恵まれたけれど、次の日は雨の予報。
すでに雲が広がりだしていた。
夕陽が自慢の宿とのふれこみだったが、前回は見られなかった。
今回こそはと思ったけど、またもだめだった。残念!


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ミステリーツアー1 今庄宿

2019-09-15 16:14:40 | 

またまた行き先不明のミステリーツアーに行ってきた。
とはいえ、申し込んだあとで、ホテルの露天風呂に見覚えがあることに気づいた。
春に行ったロイヤルホテル能登ではないかと……

ところが、バスはやがて名神高速に入った。
能登に行くなら東海北陸自動車道を走るだろうと思ったので、はずれた、と思った。

しかし、米原で、北陸自動車道へと進んだのだ。そう来たか!
福井経由で石川へと行くのかもしれない。

最初に止まったのは、北国街道の今庄宿だった。


今庄駅をスタート、ガイドさんの説明を聞きながら、宿場町を歩く。


すばらしい晴れなのはよかったが、この日の最高気温が35度。暑くて、暑くて。
とはいえ、昔風の家並みは風情があった。


古い家の多くにうだつが見られた。

色あせたホーロー看板にも味わいが。

造り酒屋。


昼食も含めて、2時間ほど滞在。

暑くても、旅籠の表に飾られた花はすでに秋のもの。

明治天皇が宿泊した居室を保存してあった。
中へ入らせてもらっただけでなく、ガイドさんがいいと言ったので、
この玉座に座った写真まで撮ることができた!

この日は、ツアー客が数組いたけれど、ほかのガイドさんに案内されたグループは
表で説明を聞いただけで、次へ進んでいったので、ラッキーだった。


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