木曜日、元の職場の若い衆が転勤したので「送る会」が本千葉の「ところ田」で行われた。飲み放題と料理で会費は4000円ときた。
某大型有名チェーン店での人数がまとまると粗末な料理を大皿で誤魔化す飲み放題のあれとは大違い。肉系、魚系と食べきれないくらいの料理を出し、かつ、時間制限はない。当世、小遣いが「かあちゃん」から絞られているおじさん達にとってはありがたい店だ。
それでも開店早々の頃は飲み放題で3000円だった。料理が次から次へとでてくるため、気の毒と思い勝手に3500円支払うこととした。今じゃ、ちょっと気張って料理を頼む場合、更に500円追加乗せている。今回の幹事さん、最初は3500円であったが、偉いお客さんが来るとのことで、ちょっと気張って4000円としたらしい。それでも安い。
この店、モノレール県庁前交差点の千葉銀裏にある。昼は県庁職員を中心にランチを出している。スキンヘッドの親父さんと娘さん、それにお手伝いさんで普段は三人でやっている。店は普段は細長い座敷を三つに仕切、それぞれ4~6人がけのテーブルが置いてある。宴会には仕切を取り外して15~16人の宴会場にする。こじんまりと飲むのも宴会でもよしである。カウンターもあり6人ぐらいは座れる。夜はカウンターで飲んでる姿はあまり見かけない。
「送る会」はというと、みんなゲストはそっちのけで日本酒の燗酒をがんがん飲む傍ら、壁際の芋焼酎に並んでる一升瓶をロックでぐびぐびとやっている。
今日の親父さん、娘さんもお手伝いさんもいないとあって料理作りに専念。燗付けから氷の追加などは飲み会の若手が助っ人だ。そんなところが安さと気楽さの所以か。
5時半から始まった会は気がついてたら9時過ぎ。いつもの「八平(やっぺい)」でホルモンで二次会とも思ったが、しっかり食べたし明日は仕事で早いと、誘う仲間を後目にアキバへご帰還。
最近、飲食の閉店が相次ぐ千葉県庁城下町「本千葉」で、いつまでも続いていてほしい店の一軒である。