今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

病み上がりの千葉駅前

2005年12月16日 | お酒

 ひどい風邪に罹ったもんだ。39度のガキみてぇな熱が出て、喉は痛いし咳は止まらないわでえらく苦労した。ここ2、3日で大夫良くなってきた。「アキバお神」3日も酒のツラを見なかったのは、ここ数年覚えがない。
またぞろ飲みたい虫が騒ぎ出す。昨日は、帰るにはちょっと早いてんでアキバの「百飲」でビールと酎ハイと日本酒のど湿し、ここんとこ、一時の大混雑から大夫落ち着いてきたようだ。帰って飯食って、ちっと散歩してくらあと「しずか」に11時近くまで。事実上の開禁日である 
 今日の帰りは千葉駅まで遠回りして、一杯やっかと千葉駅東側、ホームが目の前の「尚(たかし)」に寄る。3年ぶりぐらいか。中国人の可愛い姐にゃんのお出迎えは昔と違うが、魚料理が多いところは昔のまんまだ。親父お奨めの「活しめ鯖」、定番の「煮込み」や「おでん」とあと数品注文。ビールを飲んだ後、ここは冷酒は「吉乃川」との札があるが、暖かい方がいいってんで2合徳利の燗酒を「ぬる」で頼む。
 千葉駅前の飲み屋は比較的「甲子」が多い。仲間でワイワイと飲む酒「定番の酒」には銘柄は無用だ。銘柄を聞いても、ほお~と頷くか幻滅するかだ。基本的に沢山飲んでも飽きがこなければいい。ここは辛口の酒である。甲子でないことは確かだ。
まだ病み上がり間もないってんで2時間弱でお勘定。3人で2合(600円)を7本、都合、9,600円。まあいいとこだろう。姐にゃんにチップとばかり、お釣りの400円に千円を付けて景気よく握らせていた相棒。目の前の電車に乗ったが、地元八街を通り過ぎ、とんでもないところまで旅行したそうだ。そういゃあ、店に入る前に1時間ぐらい遅くなると携帯でしていた。さぞや、かあちゃんに叱られたただろうに。